日向漁港は汽水入り混じる釣り場!乗っこみチヌの実績が高い

福井県日向漁港(ひるが)と呼びます。

ここは若狭にまたがる三方五湖の一つである日向湖と海を繋ぐ水路に位置しており、汽水域でもある貴重な釣り場。

汽水はプランクトン豊富なので魚の稚魚の集まる場所です。ベイトフィッシュが豊富で、シーバス、メバル、大型の根魚の魚影が濃いポイントの一つ。

堤防先端から漁港水路周辺は小魚のボイルも頻繁にあり、ルアー釣りやアジの泳がせ釣りで狙うと面白いポイントです。

堤防の釣り場としては、漁港内から3つほど突堤がでています。どこでも釣りはできますが、メインで狙うなら白い灯台がある大突堤です。

堤防はさらに Tの字に突き出たところもあり、釣り場は沢山あります。

堤防先端までテトラが入っているので、先端で釣るならテトラに乗らないといけないので、足場には注意しましょう。

ここで狙えるのはチヌ!春の乗っこみ期には三方五湖へ入ろうとするチヌが大挙して押し寄せてくることが分かっており、5月頃からが期待できます。

ここは三方五湖と海をつなぐ川があり、若干の汽水域ですので、ハゼやシーバスの魚影が濃いこともポイント!漁港内で浮き釣りやぶっこみで狙うと数釣れるポイントですね。

大まかな釣り場をご紹介してみます。

日向漁港 テトラに囲まれた突堤は魚種豊富

堤防内はスペースはありますが、邪魔にならない所に車を止めます。

堤防は高い段差になっていますが、階段が設置されています。階段はとても急なので、荷物を担いで登るときは注意しましょう。

堤防の外側・先端部分は中型のテトラがぎっしりと積まれています。テトラは先端にも入っていて、大きさも手頃なので穴釣りも期待できます。手前は水深浅めですが、カサゴやアイナメを釣るならテトラで狙ってみるといいです。

しかしやはり本命はチヌ。堤防先端が潮通しもよく、漁船の出入りも激しいので海底がえぐれて水深もある場所です。全体的に水深は3ヒロ程度(5メートル~7メートル)あるので、テトラ際から10メートルくらい沖が狙い目。

注意点は、春は海草がテトラに茂るので、取り込みは困難を極めます。魚がかかったら、一旦糸を出して沖に走らせ沖に出たところで弱らせてから浮かせてこないと、手前のテトラに突っ込まれてしまいます。

テトラでの釣りになるので、「どこで魚を取り込むか?」を計算して釣りしましょう。

堤防先端付近は潮通しもよくてウキフカセ釣りするには最高ですが、河口であるのと、漁船の出入りが本当に激しいです。

漁船の影響で流れが変わってしまうくらいなので、先端そのものより外海側のテトラ先端寄りの方が釣りやすいですね。

マメ知識 三方五湖

釣り場に隣接する、三方五湖。古くは万葉集にも詠われる美しい湖です。道中には観光施設もあり、日本海有数の景勝地として知られています。この三方五湖は入り組んだ複雑な形をしており、隣接して海とつながっているため汽水域の魚や海水魚も入り込んでいる変わった生態系です。

汽水領域が広いためプランクトン豊富で、色々な魚が大型になるのが特徴。20センチ超えるサイズのハゼや、メーター級の鯉釣りで竿を並べる人もいる面白い釣り場が広がります。

日向漁港には釣り堀もあって家族で楽しむならこっち

日向漁港では、イケスで仕切られた釣り堀も営業しています。イケスは広く漁協が管理しているため、天然物の魚も入れられている面白い釣り堀。

休日に家族と釣りを楽しむのであればこちらがおすすめです。

日向湖には別途フィッシングランド日向フィッシングレインボーと言った大型の釣り堀施設もあり、魚を育成しやすい良い水質の海であることも見て取れます。

堤防で天然の魚と遊びたいならば堤防へ向かい、安全に家族で釣りの思い出を作りたいのであれば釣り堀を予約していきましょう。

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