敦賀赤崎海岸の沖堤防で小物釣り!外道に苦戦するも魚影は濃い

福井県敦賀インターから車で10分ほど、アクセス良好な赤崎海岸にある沖堤防へ上陸して小物釣りをしてきました。

この敦賀湾奥はうねりが入りにくく、この時期だとキス、コウイカ、親アオリイカ、マゴチが釣れる砂地の浜が広がっています。

近場には有名な海釣り公園である敦賀新港がありますが、人込みを避けるためにレンタルボートを借りての釣行を計画。

当初はボートからのキス釣りが予定でしたが、運悪く風とうねりが強い日だったので沖堤防に渡って釣りをすることにしました。

敦賀赤崎海岸沖テトラでエサ釣り+ルアー釣り

釣りエサ屋さんでボートを借りて出船

今回お世話になったのは、釣りエサスーパー越前さん。国道8号沿いでアクセス良好。お店の裏からすぐにボートを出船できるため非常に手軽で、沖堤防まで5分ほど漕げば行けてしまいます。

ボートは5隻ほど用意されていますが、土日であれば予約をしておいた方がよさそう。この時期はボート釣りする人が多く人気が出てきています。

自前のゴムボートを持っている人は、有料ですが車を敷地内に置かせてもらってこの海岸から出船することもできます。

タックルは最小限に。前回購入したメイホーバケットマウスに一通りの道具と食料などを積めこみ、キス釣り用の小竿とルアー釣り用にエギングタックルを持ち込みました。

朝一番はコウイカを狙ったエギング、日が昇ってからはキスなどの小物を釣る算段で準備をしました。

沖堤防まではすぐ!多少海が荒れても堤防からなら安全

ここは沖堤防が目と鼻の先にあり、ボートを係留できるフックが取り付けられています。ボートに備え付けてあるロープを結んで固定し、荷物を移動させてから乗り込みます。

足場が少し高めですが、大人であれば問題なく上陸できる高さです。ボートが転覆しないように注意しましょう。

ここは沖堤防が2本あり、隣の堤防は階段状になっているので子供でも安全に上陸可能。

ただし水深が浅くなるので、釣果を求めればできるだけ水深のある堤防へ足を運んだほうがよさそうです。

限りなくフラットで幅広な堤防。足場が良くて一度上陸してしまえば安全に釣りすることができます。全長も100メートル近くあって広大なので色々なポイントを攻めることができますね。

幸先よく友人にマゴチヒット!私はエソ・・・

まずはこの時期接岸するコウイカを目当てにエギを投げます。沖側はうねりが強いので内側に投げますが、海藻が多くて釣りにくい。海藻があるということは産卵のためにイカが寄るに適した場所と言えますが、沖からのうねりで海藻の切れ端が流れてくるので1投毎に引っかかってきます。

反応もよろしくないので、ジグヘッド+ワームに変更してマゴチでもいないかと海底を調査。エギを投げている時にも、時折ゴツゴツっと魚が咥えた反応があったため何かしらいるのではないかと思いました。

友人が幸先よく50センチ級のマゴチをゲット。写真撮り忘れましたが、魚が居ることが分かったので二匹目のドジョウを狙いつつ私も気合を入れます。

ここで着底と同時にワームをひったくるアタリが出ます。一呼吸おいて合わせるとなかなかの重量級の引き。これはマゴチ来たかと舞い上がりますが、上がってきたのは….

妙に細長い見覚えのある魚体。こいつはお呼びではない、エソです。

しかもデカい。これも50センチは確実に超えてるサイズです。夏にかけてはエソの魚影も濃く、鋭い歯でラインを切られるのでなかなか厄介な外道の一つ。

エソの歯はナイフのように鋭利で非常に危険。フィッシュグリップや魚ばさみを用意して、絶対噛まれないように気を付けます。

フィッシュグリップ活用のススメ【バス持ち厳禁な魚たち】

エソは小骨が多くて食べるには大変で、すり身でカマボコの材料になる魚です。引きを楽しませてくれたことに感謝しつつお帰りいただきます。

根魚は豊富でいいサイズのカサゴが入れ食いに

沖へキャストすると、とにかくエソが連発して釣れます。エソは貪欲なのでワームを投げれば食ってきますが、なかなか本命が掛かってくれない。

仕方ないので堤防の敷石付近を中心にワームを泳がせていると、いいサイズのカサゴが連続してヒットしてきました。

沖堤防は根魚の魚影が濃くていいですね。手付かずの魚がたくさんいるし、定期的に回遊個体が接岸してくるのでカサゴであれば入れ食い。

小物狙いに絞るのであればこれはこれで楽しい釣りができます。ワームでなくても、オキアミを1パック買って探り釣りをすればカサゴは面白いように釣れてきます。

タコをばらしたりキス釣りで苦戦したり

日も昇ってアタリが落ち着いたため、友人はキス釣りを始めます。キスはうねりで難しいかとも思いましたが、群れさえ探り当てればポツポツとアタリがあって釣れてきます。

私はこの時期から狙えるタコの調査をすべく、タコエギを使って堤防の際を探り始めました。なんとか1匹タコを掛けて海面まで姿を見せるも、掛かりが浅くて抜きあげ途中で痛恨のバラシ…。

中途半端にキス釣りをしてみるも、ボート釣り用の短竿のため堤防からは効率よく釣りができずに苦戦してしまいました。

友人はマゴチのほかに、しぶとくキスを釣り続けて良型のキスを20匹ほど仕留めていました。全て疑似餌(ガルプサンドワーム、エコギア熟成アクア)での釣果ということで、最近のケミカル系ソフトワームの実力は目を見張るものがありますね。

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魚は釣れる場所!次回にリベンジを誓う

なんだかんだ言って魚は釣れましたが、結局本命を手にすることができず良いところなしで終わってしまいました。

今回はうねりが強く、恐らくイカ類は深場に避難していた可能性が高い。何より横風も強くて釣りにくい状況が重なってしまいました。

魚影自体は非常に濃い場所なので、近々改めてリベンジに訪れる予定です。

6月頭くらいまでは、良型のキス、イカ類がエギングで上がります。水温が上がる7月ごろからは、マゴチ、タコ、サビキ釣りでのアジ、キジハタなど今後一気に釣りものが増える釣り場です。

釣りエサスーパー越前さんでは直近の釣果をサイトに掲載してますので、他の釣り人の釣果も参考にしつつ釣り物を決めて突撃してみてください。

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