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日本海の福井周辺にには海上釣り堀がいくつかありますが、多彩な放流魚種が魅力的なのがフィッシングランド日向。
フィッシングランド日向の特徴は、
- 敦賀から近く大阪名古屋からのアクセスも良い
- 風の影響を受けない風裏で冬でも安定してる
- 桟橋で渡れるので船で移動しなくても良い
- 低料金で釣りできるコースがある
- 放流魚種が豊富でブランド魚などが入ることもある
高速道路からのアクセスが良く、風の影響を受けずに静かに釣りができるので、天候を気にせずに予約を入れることができるのは団体での利用がしやすいです。
気に入っているのが、ブランド魚が放流されること。県や養殖業者が研究し、食味を向上させる工夫を凝らしてブランド化された魚が入ることがあるので、一味違った釣果を楽しめるのが魅力。
さらに季節によっては「鮭」とか入ってたりするので、ちょっと変わった魚を釣ってみたいときにもチェックしておきたい海上釣り堀の一つです。
フィッシングランド日向の予約から受付までの手順
フィッシングランド日向は完全予約制。飛び入りでは入れないので、必ず予約をしていく必要があります。
予約は電話のみとなっていて、繋がりやすいのは午前中の人がいる時間。夕方以降は繋がりにくいので注意です。空きを確認して予約を入れましょう。
コースが2つあるのでそれぞれの違いを確認する
予約をする際に決めておくのは、一般の釣りコースが2種類あること。
上級コース | マニアコース | |
釣りの時間 | 7:00~14:00 | 7:00~11:00 |
料金 | ¥10,800円 | ¥5,400円 |
放流魚種 | 青物、マダイ、ハタ、ヒラメ、シマアジなど多彩 | マダイ、イサキ、ヒラメ、グレなど小物中心 |
メインは上級コースで、青物をはじめ季節の美味しい魚を釣るならばこちら。ワラサやカンパチといった青物から、高級魚シマアジが放流され、海の釣り堀の醍醐味を味わえるコース。上級とはいいつつも基本コースはこっちなので間違いないように。※貸し切りコースの場合も、釣り魚は上級コースに準じたものが放流されています。
マニアコースは釣り時間が短いですが、¥5,400円という低価格が魅力。その分青物はおらず、釣り魚も小物中心です。それでも普通に堤防釣りでは釣りにくい魚が手軽に釣れることから、腕に自信があればこちらで手軽に竿を出すのも◎。大型青物はいらないけど、釣り堀で安全・手軽に魚釣りたいならマニアコースです。
※ファミリーコースもありますが、こちらはより小物中心で子供にも竿を持たせたい人向き。
料金を支払いイケスの抽選を行う
釣り開始時刻30分前から受付が始まり、事務所で料金を支払って必要であればエサなどを買います。
その後イカダを決める抽選があり、名前を呼ばれますからできるだけ事務所のそばで待機しましょう。くじを引いたら、仕掛けを整えつつ入場の合図を待ちます。
タモとスカリは有料だが帰るときに返金されるのでOK
ここでタモとスカリを借りる場合は、それぞれ¥500円かかります。ただし、このお金は釣りが終わって道具を返すときに返金されますので手軽にレンタルしてOK。銭湯のコインロッカーみたいなシステムですね。※引き換えチケットを渡されるので無くさないように注意しましょう。
クーラーを捌き場へ並べて仕掛けの準備して待つ
魚を入れるクーラーボックスは、事務所の横にある捌き所のスペースに並べておきます。似たクーラーが並ぶので、自分のものと分かるように目印をつけておくといいでしょう。
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イケスへ入場!合図に従って入場して釣りを始める
入場時刻になったら、スタッフの人が入り口で拡声器を持ちながら案内をしてくれます。
自分の名前が呼ばれますので、聞き逃さないように待ちましょう。抽選順にイケスごとに名前が呼ばれたら、指定されたイケスに荷物をもって入場します。
スカリは金具で固定するので外れないように注意!
釣り座が決まったらまずはスカリを固定します。ここのイケスはスカリを固定しておくようなものがないので、ネジ式の金具で床の木材に固定しなければいけません。
既にたくさんの穴が開いてますが、緩い穴に固定すると外れてしまうこともあるので注意。落とさないようにしっかりと固定しましょう。
初めの放流はマダイなので練りエサで鯛狙い
釣り始めは30分後くらいにマダイの放流があるため、まずはマダイ狙いで練りエサを中心とした釣りをします。人がすくなければいきなり青物狙ってもいいと思いますが、手堅くお土産を確保するのがいいです。
イケスが12メートルと深いので慣れないと苦戦するかも
フィッシングランド日向のイケスは12メートルと非常に深いです。10メートル前後がアタリダナになることが多いですが、ちょっとタナがズレると思うように釣れないので注意。
特に冬の時期などは底に魚が溜まってることもあり、タナが浅すぎると食ってこないこともあります。ウキ止め糸は2本装着し、定期的にタナがずれていないかを確認していくといいです。
青物の放流と同時にエサを青物仕様に切り替えよう
2時間後くらいに青物が放流されます。季節にもよりますが、基本はワラサ・カンパチが入り、ブリクラスが放流されることもあります。
ここで青物が釣れたら、タモに入れたまますぐに事務所へ持っていく人が多いです。生かしておいてもいいですが、すぐに血抜きして捌いてもらうのがおすすめ。特にデカいやつは暴れるとスカリごと持ってかれそうになるため、先に処理してもらったほうが良いと思います。
上級コースはもう一度マダイやイサキの放流があります。早めに青物を確保しつつ、その後はイサキやシマアジといったお土産を確保していけるとスムーズですね。まあ、そううまくいかずなかなか青物が食わないことが多いのですが、時間は長めなのでじっくりと狙っていきましょう。
釣り終わったらスカリごと捌き所へ持っていこう
釣り終了の合図が鳴ったら、仕掛けを片付けて釣果を事務所までもっていきます。
ここでタモとスカリを借りていた場合は、借りるときにもらった引換券を渡しましょう。お金を返金してくれます。
スカリからかごに魚を移して渡せば血抜きをしてもらえます。※ウロコ・内臓取りなどは事前に言っておく必要があるので注意。
自分の名前が書かれた札を確認して、クーラーへ入れて完了です。氷は1バケツ¥300円で売ってます。
フィッシングランド日向の個人的所感
朝の7時から昼過ぎまで、ぶっ通しで釣りをすることになるのでお腹が減ります。近くにはコンビニなどがないので、上級コースは軽く食事持っていくといいかも。
あとは深い水深をどう攻略するかで釣果が分かれますね。私ははじめタナ調節に苦戦して、思うような釣果をだせませんでした。釣り開始時には、釣り堀用のタナ計測重りを使うなどして、きっちり狙うタナを絞っていきましょう。
船釣りで使うようなカウンター付きの両軸リールがあればどれだけ糸が出たかを計測できます。釣り堀用のラインでは、1メートル毎にマーキングがされたラインも売っているので、ラインを頼りにしつつ狙っていくのも手。特に青物は遊泳層が分かりづらいので、タナを計測しつつ攻められる道具があると効率よく攻められます。
上手くハマれば元が取れすぎてしまうほどおいしい魚が釣れますので、まずは上級コースで一発大物を狙ってみてはいかがでしょうか。