丹生環境広場の堤防では何が釣れる?堤防釣りから釣り堀まで

丹生環境広場とは、敦賀半島の先端に位置する美浜原発の向かいに位置する護岸です。

丹生は小さな湾ながら栽培漁業が盛んであり、湾全体が天然の養殖場となっています。発電所の温排水で海水温も安定しており、冬でもキスが釣れるなど魚種は多彩です。

栽培漁業の関係で丹生湾で釣りができる場所自体が限られており、この広場一体でのみ釣りが許可されている状況です。

グーグルマップ

ポイントは大きく分けて2つ。

  • 丹生大橋の下にある釣り堤防
  • 護岸北端の有料の釣り堤防+釣り堀

丹生大橋の下には釣りに最適な堤防が作られており、色々な釣りができるようになっています。

ただし、護岸全体が漁業施設(網干場)+原発関係者の駐車場として使われているため、車を止める場所が確保できないこともある点は注意。

護岸北部にはシーパーク丹生という釣り施設があり、手軽に大型のマダイや青物を釣る釣り堀も併設されています。有料ながら足場が良い安全な堤防で釣りをすることができます。

橋の下に突き出た突堤で多様な魚を狙う

半島にかかる大きな橋を見上げながら、300メートルほどの長さがある堤防へと足を運びます。ここは足場が良いうえに無料開放されているので、年中人が絶えない釣り場です。

春先はチヌが良く釣れる場所で、茂った海藻の合間を狙ったフカセ釣りで狙います。海藻が非常に多い時があるため、ルアーなどは安定しないのが難点。5月ごろになるとコウイカもよく回ってくるのでエギングも有望。

6~8月ごろ、夏はアジの回遊が盛んでサビキ釣りが面白い。敦賀方面で有名な敦賀新港が満員な時でもこちらは入れることがあります。すぐ近くには海水浴場もあるので、家族サービスがてらちょっと竿を出すのもいいかも。

9月から11月秋はアオリイカが良く釣れます。それなりに人も並びますが、釣り場は広いのであぶれることは少ない。堤防はかなり沖まで突き出ているため、先端付近に行けばまれに青物の回遊もあり。沖へ投げ込むと水深が深くなっており、マダイが居付いていることもあり。

晩秋から冬は護岸部分全体からの投げ釣りがおすすめ。ここ丹生は水温が高いためか、冬でもキスが釣れることで有名。数はたくさん出るわけではないので、越冬キスとカレイを合わせて投げ釣りで狙うのが面白いです。

シーパーク丹生の堤防施設は安全性高くファミリー向け

有料施設であるシーパーク丹生は、整備された綺麗な堤防で釣りができる施設。

ただし、4時間で一人¥1,000円の料金がかかるうえに、開場が朝7:00~14:45分までなので早朝・夜釣りができません。マズメ時に釣れないので、釣りガチ勢にとってはやや微妙。

どっちかというと釣り堀が施設のメインであり、イケスがないほうの海側で普通の釣りもできるという場所です。釣り堀に関する取材記事はこちら

ただし施設内部にはトイレも用意され、バーベキューをする場所もあります。駐車場も専用に用意されているため、家族で来て安全に釣りを楽しむというならこちらがおすすめです。

シーパーク丹生の公式サイトはこちら

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