福井メバリング爆釣!2018年の締めに産卵前の荒食いを楽しむ

2018年もあとわずかとなる12月26日、福井県の敦賀エリアにてメバリングに行きました。

12月ごろのメバルは産卵前で大型が接岸しており、エサを荒食いしているため良型の数釣り出来るチャンスがあります。

今回はアベレージ25センチクラスという良型産卵個体の入れ食いを満喫することができ、今シーズンもメバルがたくさん寄っていることが確認できました。

スポーニング期を逃さず狙う良型メバル釣り

フィールドは冬の日本海。魚が居るいない以前に、釣り人が安全に釣り出来る海況でなければいけないのは厳しい。

なんとか荒天の合間を狙って予定を立てましたが、雨が降り体温を奪うなかなかの苦行スタートとなりました。

場所によってはうねりの影響もあったため、波が高すぎない内湾の敦賀周辺エリアに選定。ゴムボートで離れテトラへ渡ります。

夕マズメ一本勝負で回遊してくるメバルを狙う

最近はデイゲームでメバルを狙うことが多かったのですが、確実性をとるならば活性が上がる夕マズメ以降の夜狙うのが効率良いです。

15時ごろ現地入りし、様子を見ながら夕マズメに勝負をかける作戦。運よくすぐ入れ食いとなれば、夕マズメになるまえに撤収しようとまで考えていました。

ただ、水温の関係や当日のベイトの状況で釣れるポイントが難しいのがメバリング。雨が断続的に降り、適度に沖からのうねりも入って釣れる雰囲気は十分ですが不安はぬぐえません。

昼間はたまにチェイスがあるものの口を使ってくれない

まずは所々に見える海藻が生えた根の周辺を狙ってキャスト。表層からボトム付近まで丁寧に探って、メバルが飛び出してくるレンジを探ります。

タックルは、チューブラーティップの月下美人83ML-T。メバリングロッドにしては固いですが、テトラ帯でのゴリ巻き勝負が多い私にはとても使いやすいロッドです。

リールは月下美人2004にナイロン3.5lbを巻き、リーダーにフロロ3lbを半ヒロほど。ジグヘッド+ワームという小細工なしのスタンダードタックルです。

数投するも、まだ明るいせいか魚一匹食ってきません。時折ゴツゴツっと何かがアタリますがどうもメバルではない。

仕方なく糸を送り込んで食い込ませてみると、上がってきたのはチャリコ(マダイの幼魚)でした。

水温は14℃で悪くはないですが、時折メバルらしき魚影がワームをチェイスするだけで食い込むには至りませんでした。

夕暮れとともにバタバタとメバルが連続ヒット

ここで友人と相談し、潮通しの良い隣のテトラへ移動することに。この時期の特徴として、少し移動しただけでも水温が変わることがあるため、一部にメバルが固まっていることが多いのです。

移動先では水温15℃とやや上向いている。理想が16℃ほどだとするとこちらで夕マズメを迎えるのが有望か。

と言っていると、テトラの端で竿を振っていた友人にメバルがヒット。すぐに私も移動してキャストすると、程なくして待望のメバルが釣れてくれました。

日が落ちて周囲が闇に落ちると、今までの無反応が嘘のようにガンガンメバルが食ってきます。しかも表層に近い位置で食うので活性は高い。着水後すぐにリトリーブをしてレンジをキープすると心地よい重みが竿に乗ってきます。

多くは抱卵したお腹がでっぷりとした個体で、まさに産卵前の荒食いといった感じでした。今回の釣果はすべてリリースし、メバルが増えてくれることを期待します。

意外とポイントは絞られる?狙うラインでアタリの有無が変化

その後も友人はパターン入ったかのように入れ食い。時間にして1時間半ほどラッシュは続き、アベレージ25センチクラスの良型ばかりがヒットしてきます。

私も負けじとキャストを続けますが、釣れては来るものの入れ食いとまではいきません。友人の取り込む合間を縫って同じレンジにキャストするとヒットすることから、メバルが群れているポイントはあまり広くはないように思えました。

ただし、友人とはタックルにも違いがあり、フロロカーボンラインの通しで釣っています。私はナイロン+リーダーということもあり、ワームの姿勢や泳がせるレンジには当然違いがでてくるものです。こうしたわずかな差が釣果に反映されてくるのも釣りの面白さ。

感覚的には潮の流れにうまく乗れた時にヒットすることが多かったです。やや沖でワームを巻いてるとき、リールに潮と波の抵抗を感じたタイミングでグッと食い込んでくるのがヒットパターンでした。

メバルたちは潮の流れに乗りつつ回遊し、潮目に集まる子魚を捕食していたのではないかと考えられます。ヒットパターンを推測して、びしっとハマって釣れるときの面白さがメバリングの醍醐味の一つです。

今回のヒットワームは安定のガルプ。メバルが表層で食ってるときには、ほかの魚が食わないので使いやすいです。食い渋るときも食い込んでくれます。

ジグヘッドは1.5gでうねりに負けない重さとしました。1gでは沈んでる感じがしなかったので、海況によって使い分けています。

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水温状況見るに1月初めくらいまでメバル釣りは楽しめそう

何とか2018年の締めを良型メバルの入れ食いで終わることができて満足です。

高めで推移している海水温の状況的に、まだしばらくはメバリング楽しめそう。今後の寒波次第ですが、今と同じような状況が続くなら年明け1月ごろまで産卵がずれ込む可能性は高いですね。

この時期逃し、メバルたちが産卵を終えてしまうとしばらくは口を使わなくなります。釣れても小型が漁港内に群れている程度で、早期に体力回復した個体がエサを追ったりしますが釣況は厳しくなります。

次回のメバリングは3月ごろ、春告魚の名前通り水温が徐々に上向くころの大型メバルまでしばし休息。また様子を見て年明けにチャレンジするかもしれないですが、冬の釣りはまだまだ他にもあるので、寒さに負けじと冬の海に立って行こうと思います。

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2.メバリングで使えるリールとおすすめのモデル一覧

3.メバリングで使うラインの基準と考え方の違い考察

4.メバリングで実際に釣れたぜひ使いたいワームたち

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