河野海岸しおかぜライン一帯はどこがポイント?

国道8号線から海沿いに下り、風光明媚な景色を楽しめるしおかぜライン。今は無料で通行できるようになった一方で、車どおりも少なくて走りやすいです。

この海岸は、一帯にテトラが入れられており、クロダイやグレ、キジハタやカサゴ等の根魚の宝庫です。

ところどころ降りられる場所や駐車スペースが設けてあります。一見だだっ広い場所ですが、ポイントとなる場所は限られます。駐車場も少ないので、先行者次第でははいれないことも。

いくつか良い場所を紹介しますので参考にしてみてください。

※ここは、基本的にテトラの上に乗って釣ります。しっかりした滑り止めのフェルトスパイクを履き、ライフジャケットは必須の場所です。

しおかぜライン入り口カーブ手前「元比田テトラ」

ここはボート釣り、もしくは投げ釣りの釣り場です。

沖テトラが入った海水浴場で、釣りは9月から6月ごろのオフシーズンのみ。海底は砂地が続き、テトラの合間を狙ってはキス釣り、マゴチが釣れるポイントです。

ボートで沖テトラへ渡れば一気に釣りは広がる面白い場所。テトラは小さいもので、足場は安定しています。

春のチヌフカセ釣り。波の穏やかな日は全く釣りになりません。波しぶきがかかるくらいの少し荒れた日がベストです。テトラからの波の払い出しを見ながら、沖の潮の流れに乗っていくラインを見つけられるかがカギです。マキエさを流しながら潮を探ります。

潮に乗るラインを見つければしめたもの。手前から撒きえさを流しつつ、20から30メートルくらいまでで勝負です。20メートルラインに沈み根が点在するので、そこを狙って流していくといいです。

夏のキジハタ釣り、秋のアオリイカ釣りと手付かずのポイントが攻められるので、自前の手漕ぎボートなどをお持ちならぜひ行ってみてほしい釣り場です。

横比田小テトラ突堤

比田テトラ帯から少し北上すると、20メートルくらい海に突き出したテトラが眼に入ります。駐車スペースは3,4台分有るも幅が狭いので注意。

ここはクロダイとグレの釣り場で、海草が多く茂るので春の産乗っこみ時期に実績の高い釣り場です。

釣り場へ降りるのは一苦労。駐車場は目の前ですが、下りられる場所まではかなり歩きます。

釣り人が仕込んだであろうロープがありますが、高さがありすぎて危険!165センチの私の身長ではいっぱいいっぱいでした。

いったん入れれば、1日のんびりと釣りをすることができます。時期によっては海草だらけで釣りにならないのと、ボラの大群が襲来するので注意しましょう。後ろで見ているギャラリーを尻目に、巨大ボラでは・・・・

ここも、沖合い20メートル辺りで潮の流れができますので、流れに乗せていきます。棚は2ヒロ位から始めていきましょう。そんなに深くはないです。

しおかぜライン中盤、トンネル超えた辺り

最初のトンネルを抜けたところに、少し駐車スペースがあります。

この辺りからはテトラが大きくなり、足場の確保に注意が必要。また水深も深くなり、ときおりテトラから先が大きくえぐれて深いところがあります。

根魚やキジハタの穴釣り実績場でもあり、テトラの移動には困難を極めますが数釣れるポイント。

そうそう釣り荒れていないので、チャレンジしてみる価値はあり。ルアー釣りでキジハタが一晩に5匹でたこともあります。

※夜は周りの明かりもないので、本当に注意しましょう!

このポイント以降は所々に駐車スペースがあります。下に下りられる階段も一定間隔であるので、ポイントにあぶれることは少ないです。

観音橋~終盤のトンネル手前の地磯

北上するごとに磯場があちこちに見られ、グレやチヌが狙える地磯がポイントになります。ここは駐車できそうな場所こそありますが、入れても1,2組まで。駐車スペースも2台分しかありません。土日などはたいてい先行者が朝早くから入っていますね。

狭いですが、良質な磯場です。主にグレ釣りで入る場所で、クロダイやキジハタも混じります。

昼間に偏光グラスで海底を見ると、磯場らしくあちこちに沈み根があります。その岩場近くを流していくという形ですね。

秋にはアオリイカが一帯で釣れだすので、止めれそうな場所を探しながらエギを投げていくラン&ガンスタイルで攻めていくのも面白いです。

足場は比較的いいですが、なにぶん狭いので入れたらラッキーです。平日でも人が入っていることがある良ポイントです。

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