2019年2月の「北方川釣り体験場」で激混みの中マス釣りを攻略してきた


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最大寒波が訪れた2月10日、寒風吹きすさぶ中愛知県一宮市の「北方川釣り体験場」へ繰り出してきました。

きれいに整備された管理釣り場で放流も多くて初心者向き。高速ICも近く名古屋からのアクセスも良い。

私の自宅からも40分ほどで行けるとあって、管釣り初心者の釣りおじさんが2桁釣果目指してマス釣りに挑戦です。

しかし、当日は横風が強く吹き、水温も下がってるシビアコンディション。また日曜日ということもあって激混み。

状況は悪い中で入れ食いとはいかないまでも、丁寧にパターンを見つけ出してニジマス8匹の釣果となりました。

土日は真冬でも激混み!北方川釣り体験場初釣行

3連休の中日とあって、北方川釣り体験場は非常に混んでいました。釣り開始は午前8:00で、朝7時30前に着いたにも関わらず、受付前には40人近い人が列を作っています。さすが名古屋から近い人気のマス釣り場です。

事務所で¥3,000円を払い、案内のチラシをもらって釣り場について簡単なレクチャーを受けます。

ほどなく放流魚を運ぶトラックがやってきて、各エリアにマスを放流していきました。

やや出遅れてしまった感ありますが、焦っては事を仕損じます。落ちついてタックルを準備しつつ、空いている対岸エリアへ移動して釣りを始めます。

水深は2メートルないくらいで狙うレンジが難しい

北方川釣り体験場は川をせき止めて作られた管理釣り場です。しかし想像以上に水深は浅く、その気になれば川の中を歩いて渡れるのではないか?というくらい浅い。感覚的には1メートルから、深い場所でも2メートルはないです。

このため、フォールで見せて食わせるパターンがなかなか難しい。着底すると石の隙間にルアーが引っ掛かり、思うように魚と勝負させてもらえません。

浅いので川底も丸見えですが、本当に放流されたのか?とおもうくらいマスの姿が見えない。前半戦は1時間はいいところがないまま苦行の時間が過ぎ去ります。

場所移動は変化のある場所へ!狙い通りにニジマスキャッチ

何をやっても釣れず、寒さで手がどんどんかじかんでいく。苦い状況を打破するために、大きく場所移動することにしました。

第3エリアの対岸から、第1エリアまで移動。事務所前で、川を渡る用のボートが設置された位置まで移動しました。

このボート、ロープで手繰り寄せれるようになっており、いつでも手軽に対岸へ渡れるようになっています。

ここは川幅が狭くなっており、水深も今までの場所より深い。よく見るとマスらしき魚影がウロウロしており、先ほどいた場所より魚っ気が十分です。

0.5gのフェザージグをセットして深みに向かってキャスト。ゆっくりと糸を張ってフォールさせていくと、途中でガツガツっとニジマスのアタリがありました。

なんとか北方川釣り体験場でファーストフィッシュをキャッチ。

  • 時おり風がやむのを見ては軽いルアーをキャスト
  • 風でたわんだラインを利用してゆっくりレンジキープで泳がす
  • 底付近に落ちたころにガツっと魚が食ってくる

このパターンでアタリが頻繁にでるようになり、今までの苦行がうそのようです。

その後もアタリは続き、ポツポツと釣れ続いては楽しませてもらえるようになりました。

釣れている人は何で釣っている?ベテラン勢の動きをウォッチ

さて、川岸の両岸にずらりと並んだ人を見ていますが、やはり渋いのかほとんど竿が曲がっていません。平均釣果は3匹ないかくらいではないでしょうか。

しかし釣る人は釣ります。入れ食いレベルでバシバシ釣っているベテランっぽい人の様子をじっくりとウォッチしてみました。

すると、使っているのはオレンジのスプーン。・・・しかし、スプーンの下にマスが食いついている。トレーラーという仕掛けです。

スプーンの下に毛バリを付けたハリスをセットし、飛距離を出しつつシビアなマスに口を使わせていたのです。

北方川釣り体験場ではスプーンでのトレーラーはOK。禁止の釣り場が多い仕掛けですが、やはりこの仕掛けは良く釣れるのでしょう。

あとは場所の選定は大事だと思いました。アタリが多い場所は、水深が深い場所に集中していたのです。

特に今日のような急激に冷えた日は、ニジマスは深みに溜まりやすくなります。北方川釣り体験場は全体的に浅いのですが、受付事務所前あたり(第一ルアーオンリーエリア)は深くなっておりよく釣れていました。

良い場所は日によって異なるものですが、移動できるスペースがあればこまめに移動してマスの居る場所を探すのも釣果へつながると思います。

軽めのスプーンで超スローリトリーブにアタリが集中

昼頃になってようやく水温が上がってきたのか、バシャバシャとマスがライズを始めました。活性も上がっているとみて、1.2gの金色スプーンをセットしてキャスト。

流れを感じながらゆっくりと巻いてくると、目の前でマスが食いついて反転しました。ダイレクトにアタリが伝わるのはスプーンの醍醐味ですね。

その後何度かバラシがありましたが、スプーンのスローリトリーブでも好反応。周囲の人もスプーンで釣りだしたので、釣れてるときは釣れてるルアーを使ってやりましょう。

友人作のまなこフェザージグを使いパターンにはめる

今日は管釣り歴の長い友人も同行していました。ここで釣果の大半を釣ったのが友人が企画・設計したまなこフェザージグ。

軽くてキャストが難しいですが、キャスト後ゆっくりと着底させつつ、さらに超スローで巻いてくるとひったくるようにヒットする。

後半はこのパターンがはまって友人と連続ヒットを楽しめました。

2000番のリールを2秒で一巻き位。時にそれよりも遅いくらいで、風が収まったら竿先で底を滑らすように引いてくる。

川底の虫でも意識していたのか、バラシも含めると相当なアタリがでました。

フェザージグは禁止の場所もありますが、使える場所であれば非常に強力な武器となります。

ジグヘッドに毛バリの素材を巻き付けたものですが、市販されているものと比べて小型で軽量に作られているため、スレたマスが素人目で見てもよく釣れます。

ゆっくりとレンジを決めて巻いてくるだけで釣れてしまうので初心者向き。釣れる場所では釣れ過ぎて釣趣に欠けるという意見もありますが、やはり釣りは釣ってこそ楽しめるもの。レギュレーションを守ったうえで、戦略の一つに組み入れておけば釣果に差がつきます。

特に北方川釣り体験場のような小型の30センチクラスのマスが中心の釣り場では、他の人が投げているスプーンやプラグとの差別化にもなります。毛バリと違って機動力もあるので、とにかく釣りたいならいくつか持っておくといい思いできます。

まとめ:厳しくも風を利用して丁寧に探れば結果は出る

朝一番から入っていましたが、全体を見ても釣れていない人の方が多いような状況でした。聞いていた話だともっとバカスカ釣れる釣り場でしたが、風でキャストがしにくいし魚も口を使ってくれずイメージしてた管釣りと違う…。

しかし、上手く風の切れ目を縫ってキャストし、ルアーの重さを調節しながら風を利用してゆっくり泳がすことでニジマスは食ってきました。

今後の課題は、微妙なアタリを合わせられるようになること。アタリなのか、岩に当たったのか分かりずらく、実は食っていたのにというケースが数えきれないくらいありました。ここは経験を積んで自分のタックルの感覚を覚え込み、掛け合わせもできるようになりたいですね。

初めての釣り場で迷うことばかりでしたが、手を変え品を変えて探れば釣果はついてくるものです。

問題は、寒さでなかなか釣れない中で集中力を切らさずに続けられるか。帰る途中、鼻水が止まらなくなってしまいましたが、キープしたニジマスの塩焼きを食べながら早めに寝るとします。

今度はプレッシャーの少ない平日にのんびりと来たいと思いました。

北方 川釣り体験場公式情報はこちら 10月~4月頃まで営業

初めて北方川釣り体験場へ行く人に:入口が分かりづらかった

補足として、もしこの記事を読んで初めて北方川釣り体験場に行こうと思った人に。入り口が分かりづらいので注意です。

国道22号方面から川沿いの道へ入るまでは良いと思いますが、そこから光明寺公園の駐車場に入るすぐ隣に釣り場のある土手へ向かう細い道があります。

神社と公園のちょうど間。看板と旗がありますが、見えにくいので曲がりそびれる可能性があるので写真を載せておきました。

ここを左へ入っていくと、川の堤防にでて道なりに北方川釣り体験場の駐車場へと続いていきます。

私は初め小さな看板を見落とし、周囲をウロウロと行ったり来たりしてしまいました。

冬場は凍結しやすい地域なので、お気をつつけてマス釣りを楽しんでみてください。

 

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