ナイトエギングでは時間により釣果に差は出るか?

シルバーウィークの連休も終わり、やや落ち着きを取り戻した堤防釣り場。エギングシーズン真っ盛りですが、連休で散々叩かれてイカがエギにスレ始める上に、型も良くなってくるので思うような数釣りがしにくくなります。

そんな時は夜の堤防にエギングに繰り出すことで、やる気満々でエサを浅場に捕食しに来たアオリイカを仕留めるのがおすすめ。昼とは違って釣りにくいですが、そもそもイカの仲間は夜行性の生物。アオリイカは例外的に昼も果敢にエサを食いますが、やはり夜釣りに分がある釣りなのです。

ここでナイトエギングで前々から気になっていることとして、時間帯により釣れ具合に差は出てくるのか?という疑問がありますので、今回はそちらについて言及してみます。

考察:ナイトエギングでは時間よりも潮の動きが重要か

10月ごろになると日没時間も早くなり夜の時間帯が長くなります。夜の暗い時間帯で、何時ごろに釣りに行くのが最も効率よくアオリイカを仕留められるのかどうか?

いわゆる魚が釣れるゴールデンタイムは朝・夕方のマズメ時(日の出前後、日没前後)が良いとされます。アオリイカも小魚を捕食している関係上、魚の動きに左右されますので食いが立つ時間帯としてはこの時間は外せない。

アオリイカエギング最も重視しているのは、日没間近の夕マズメの時間帯。日が落ちてくると同時に急にアタリが出だすような状況は何度も経験しており、やはり暗くなることで警戒心が解けて食いが立つように思います。アオリイカだけに狙いを絞るなら、夕マズメ時はぜひ狙いたい時間帯です。

では日が落ちて暗くなってからはいつが良いのか?というと、夜通し釣りをしていても時間帯により釣れる釣れないの法則は上手く導き出すことができません

時間帯よりも、潮が動いている時間かどうか?というのが重要なファクターになっていると考えています。

潮の動きはタイドグラフ、潮位表など釣具屋さんで配布してくれてるようなもので確認できます。

長年エギングをやっていると、「今イカが釣れそうな雰囲気だ」というのが肌で感じるようになります。この感覚を伝えてくれるのが、エギを通して伝わる潮の流れです。潮が動き出すと、一定の方向にエギが流されることで、アクション時に抵抗を感じたり、エギがイメージより早く手元によってきたりするので流れが読めなくても感じることができます。

潮が動き出すとプランクトンが流される。海中の小動物の動きも活発になり、それを狙ってイカも行動を始める。自然界にいるアオリイカは最も効率よく体力を消耗せずにエサを捕食しようと考えているはずなので、自然にエサが多くなる潮が動くタイミングで動くというのが現状の考察です。

時間帯よりも潮の動き・・というと夜に限らず昼間も当てはまるわけですが、夜は海の状況が見えずらいだけに感覚として伝わるものを最大限に生かしていくことが重要だと考えます。

一方で、経験上朝(午前3時~5時ごろ)はあまり活性が乗らないことが多いです。夜通し粘ってみても、朝方に良く釣れるということが少ない。釣れるときは、多少の波があったりやはり潮の動きが良い時であることが多いため、潮の動いている時間を意識すると釣果に繋がると思います。

ナイトエギングではカラーローテを速めに当たりエギを探す

ナイトエギングでは昼間と違いエギの視認性は大きく変わります。アオリイカはほぼ100%視力に頼ってエサを捕食していることから、エギが視認されるかどうかは重要な問題。昼間は定番カラーのオレンジやピンクで爆釣しても、夜に同じパターンが通用しないことがよくあります。

シーズン真っ最中の9月10月であれば、実績ポイントであればそうそう釣れないということは少ない。エギを変えたとたんに釣れ始めることがよくあるので、定番カラー以外も持っていくと楽しめると思います。

私は夜のエギカラーチェンジは2投ごと位に頻繁に行っています。

  • まずは定番オレンジ+下地金で様子見
  • 闇夜に良いとされるクリアカラーを投げる
  • 真逆の真っ黒などシルエットの濃いものに変える
  • 下地レッドなど夜に良いとされるカラーを投げる

大体はこの4パターンを繰り返していくとヒットにつながることが多いのですが、カラーは他にも無限大にあるためベストは他にもあると思います。地域によって、捕食しているエサのパターンでも変わるはずなので、ナイトエギングではなるべく多くカラーを持っていってローテーションがおすすめです。

夜はエギにフィッシュイーターが食いつくこともしばしば

夜釣りをしていると、エギにイカ以外の魚が食いついてくることが良くあります。

  • キジハタ(アコウ)
  • タチウオ
  • サゴシ(サワラの幼魚)

などの魚が多く、堤防周辺を回遊している魚がエギに食いついてきます。特に日本海側で釣りしてるとキジハタの魚影が濃いため良く釣れますね。

エギはカンナ形状の針なのでバレることが多いのですが、良い場所にフッキングしていたり、魚がエギを丸のみしているとうまくランディングできることもあります。

いずれも引きはアオリイカのそれとは一線を画すので、秋イカではまず使わないドラグを鳴らしながらのファイトができるのは非常に楽しい。食べても美味しい魚ばかりなので、イカではないビンビンと首を振る引きを感じたらラインテンションを緩めないように慎重に寄せてきましょう。

余談ですが、水温が温かい時期だと場所によってはエソの食いが活発な時があります。エギの着底と同時にアタリがあるのに、気づいたらラインごと切られていたというような場合はエソの鋭い歯に切られている可能性があります。何度こいつに良いエギを持っていかれたことか。

エギを失うのも大きいし釣りになりませんので、エソノ気配を感じたらキャストする場所を変えるか、底取りしないように中層付近を意識してエギをしゃくってくるようにします。

ナイトエギングは珍客あり、イカのサイズアップを求めて釣るにも最適なので、これからのシーズンは夜な夜な繰り出すことになりそうです。

ナイトエギングについてはこちらでも詳しく検証しています。

ナイトエギング
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