フィッシングランド日向の深いタナを攻めて天然ブリをゲット

寒さ厳しくなる12月の初頭、福井県若狭の海上釣り堀であるフィッシングランド日向に釣行しました。

フィッシングランド日向は、定期的に目玉となる魚を放流してくれるのが面白い釣り堀です。この時期は天然、養殖物のブリが放流され出すほか、香川のブランド魚であるオリーブハマチも放流されていて釣った後食べるのが楽しみになります。

フィッシングランド日向12月の釣行まとめ

12月平日の乗り合いイケスは空いていてのんびり楽しめる

今回のフィッシングランド日向釣行は12月の平日。この時期は平日となると貸し切りの人が大半を占め、一般の乗り合いイケスに入る人が少なくなります。もくろみ通り当日は7人ほどしかおらず、大きなイケスを余裕もって場所取りできる状況でした。

時期的に仕事が多忙で釣りどころではないという人も多いと思いますが、のんびりと竿を出して自分の釣りを楽しみたいのであれば、11月中旬から12月中頃までがおすすめですね。

さて、受け付け開始時間は午前7時00。30分ほど前に駐車場へ着くと、続々と釣り人が集まってきます。あいにく天気は雨模様。雨が降っていても海上釣り堀の魚は問題なく釣れるのですが、徐々にしみる寒さが体力を奪うので決して快適ではないですね。雨が上がることを期待しつつ受付を済ませ、タックルの準備をして開始時刻になるのを待ちます。

くじ引きは5番。とは言ってもざっと20人は入れる大マスに7人なので、実質どこでも好きな場所に釣り座を構えられる状況でした。しかしなぜか皆さん、イケスの片方に固まるんですよね。私がぽつんと一人イケスの半面を使い放題というような状況になりました。これが吉と出るか、凶と出るか。合図とともに釣りの開始です。

14メートルの水深でいかにアタリダナを見つけるかの勝負

いつものことですが、フィッシングランド日向は非常に水深が深いです。公表ではイケス中央が12メートルから14メートルとされていますが、実際に測ると15メートル超えてる場所もあります。潮の流れなどで網がたわんでるせいだと思いますが、この水深のせいでタナがばらけやすくて個人的には釣りにくいなぁと思っている釣り堀の一つです。

今回はカウンター付きの両軸リールを持ってきたので、タナを1メートル刻みで徐々に落としながら探っていきます。いきなり底狙いもいいのですが、朝いちばんは浮いていることも多いので、上から順に探るようにしています。

付けエサは、

  • ダンゴ2種(マルキューマダイスペシャル+マダイイエロー)
  • 食わせきびなご
  • 10センチほどの活きドジョウ
  • 当日購入した活きアジ

今回は鯛よりも、ブリ、オリーブハマチをなんとか仕留めようと思ってきたのでエサは少なめ。早い段階から活きアジやきびなごを使って青物を食わせにいきます。

朝一番は浅めのタナで真鯛のアタリがぽつぽつ

初めは活きドジョウを使っていきます。5メートル程落としたタナで、ゴンゴンっとアタリを感じたので送りこんでみますが反応が消えてしまいました。仕掛けを上げるとエサがとられているので、おそらくマダイかイケスに入り込んだ小魚が突っついたようです。

少し位置を変えて落としていくと、活きドジョウのエサにマダイが食いついてきました。マダイは小型の魚類も大好きなので、活性次第ではよく釣れますね。

しかし、青物に届く前にマダイに齧られてはかなわないので、次は大きめの活きアジを付けてウキ釣りでイケスの中央付近を狙っていきます。

周りの様子をチェックしてみますが、ポツポツとマダイが上がっている程度。どうも活性が悪いのか、それともどこか一カ所に固まっていて食わないのか、あまり釣れていない様子です。他のイケスもお通夜のような沈黙の時間が流れる。まさかのモーニングすらないまま撃沈する流れか…。

9時ごろ1回目の放流で青物が投入され気合を入れる

結局良いところがなく、朝一からは誰も青物を上げることなく1回目の放流タイム。ここは1回目に青物の放流があるので、エサの活きアジを新しいものにチェンジしてスタンバイします。

投入直後はなかなか食わないものですが、刺激されて活性あがることあるのでワンチャン期待。しばらく底付近を泳がせてみますが、どうも反応がなくアジも動かないのでタナを浅く8メートル程にして再び活きアジを放り込みます。

これが良かったのか活きアジが暴れるようになります。アジが暴れるときは近くに青物がいて本能的に逃げようとしているケースが多いのです。

まさかの同時ヒットで若干テンパるもうまく誘導してブリとファイト

ここで対角線上の角で釣っていたおじさんが青物宣言。イケスは広いとはいえ絡むとバラシにつながるので早急に仕掛けを上げます。

すると高速で巻き上げる仕掛けを猛烈に追い上げてくる影が一つ。水面回収間際で巨大なブリがアジに食いついて反転し、まさかの同時ファイトに突入してしまいました。

絡んだりすれば同時バラシにつながる最悪の展開。幸い対角線上の立ち位置ということで、なんとか自分の目の前でファイトできるようにドラグを締めて誘導にかかります。

走らせまいと必死にロッドを立てて応戦。なんとか魚の向きを変えて、自分の足元でのやり取りに持ち込むことに成功しました。あとは弱らせつつ上げてくるのみ。

3度ほどのツッコミに耐えて姿を現したのは天然ブリ。隣のイケスで竿だししていた顔見知りの常連さんにネットインしてもらい、無事ランディングすることができました。

話に聞くと今年は養殖物のブリが不調で、1匹3万円するほど高騰しているらしい。天然ブリは地のものですが、この時期はまだ脂の乗りがまちまちで養殖物のほうが価値があるそうです。

天然物は時価6000円ほど。これでも十分ですが、養殖ブリ釣っていたら3回分くらいの元を取れた話になる。いろいろとすごい世界です。

アタリが一部のイケスに集中する釣りぼるあるあるに悩まされ終了

ブリを釣ってお土産確保できたので、あとは真鯛やシマアジでも釣ろうとのんびり釣りを再開します。

ただ思うようにアタリがです、エサを変え、タナを変え試行錯誤してもなかなか数を伸ばせません。

放流後もアタリは一部の角に集中しており、どうも魚は固まってしまっているようでした。私の近くにいた釣り人も次々と当たっているほうへ移動しています。

今更移動するのもどうかと思い粘りましたが、待てど待てども海路の日よりはありませんでした。こればかりはどうしようもない。

食っても皮一枚。微妙なアタリを掛け合わせないと難しくバラシも連続。

結果的には、天然ブリ、マダイ2匹、タモで救ったイサキという結果で終了。大物は釣れましたが、もうひと頑張りしたかったですね。

しかしこの天然ブリは適度な脂の乗りで大変おいしく、今まで食べた魚の中でも上位に位置するものでした。

丁寧に神経締めされた魚体は、2時間かけて家についた時点でまだ心臓が動いており、筋肉もプルプル動くほどの鮮度の良さ。丁寧に処理して身を寝かせた後の刺身は絶品で、余すことなく冬の味覚を味わうことができて満足です。

海上釣り堀はこれから年末にかけてまだまだヒートアップしていきます。また時間を作っては、身の締まったうまい魚を釣りに挑戦したいと思います。