堤防釣りに行くときの暑さ対策はどうする?

夏暑さ対策

アウトドアの王様と言っても過言ではない釣りですが、他のアウトドアレジャーに比べて、真夏の暑さも王様級であることも間違いありません。

こと堤防釣りの場合には、直射日光さえぎることのできない場所で釣りすることが多くコンクリートも高熱を保つので昼でも夜でも暑いのが特徴。

海水浴であれば海に浸かって体を冷やすことができますが、釣りで同じことをしてしまうと、撒き餌でせっかく集めた魚が散ってしまいます。釣り場の暑さのピークは8月ですが、晴れ間の広がる日であれば6~9月の4ヶ月間は入念な暑さ対策が必要です。そこで、釣り場の暑さとの上手な付き合い方をここで紹介致します。

暑さ対策!何はともあれ、日除けから

暑さ対策の基本は、日陰を作ることから始まります。まずはツバの広い帽子、長袖、長ズボンで肌の露出部分をなくしましょう。衣服の素材は風通しのよい速乾性のものを選び、日に当たらる部分をできるだけ少なくする注意をしましょう。

衣服で肌を守るのと同時に、体温を上げないために日陰を作らなければなりません。釣り場での日除けはビーチパラソルが携帯しやすく設置も簡単でとても便利です。家族で釣りに行くようであれば日陰を作るのは必須ともいえますね。

大きめのシェードがあればなおよいですが、海辺は急に風が吹き込むことがあるので、大きめのシェードだけだと風を受け過ぎて飛ばされる心配があるので細心の注意が必要です。

大きめのクーラーを2つ

クーラーは、釣った魚用と飲み物用の2つを準備しましょう。クーラーの開け閉めによって冷気が逃げてしまうので、2つに分けておけば、開ける回数が少なくなるので、冷気の逃げる心配が少なくなります。

いずれのクーラーも、氷は解けにくい角型の氷を新聞紙でまくなどして詰めておかないと、氷がすぐに溶けてしまいます。なお、クーラーはシマノやダイワなどの釣りメーカーのものが保冷機能が高いので、これからクーラーを購入される方はなるべく釣りメーカーのものを選ぶようにしましょう。※キャンプ用のものですと直射日光下で使用を想定しておらず、大きさも大型のものが多いので、用途に合わせて専用のものが理にかなっていると思います。

繰り返しよく釣りに行くのであれば、氷にプラスして保冷機能の高い「冷凍して使う保冷剤」が便利です。冷凍庫で冷やしたものを持っていくようにしましょう。

なお、飲み物は保冷機能の高い魔法瓶水筒を準備しておけば、いちいちクーラーを開けて飲み物を出す手間を省けるし、クーラーの保冷機能を維持することができます。

飲み物用のクーラーに、冷やしタオルを複数準備しておけば、常に首下に冷たいタオルを巻いて体温を下げることができます。魚用のクーラーと分けることで、匂いが移らずに綺麗なタオルを首に巻くことができます。

最後に、脱水症状を起こさないためにこまめな水分補給、日中を避けて涼しい朝と夕方に竿出しするようにして、暑さとうまく付き合い、より楽しいフィッシングライフを楽しみましょう!

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