私がよく訪れる釣り場である堤防ですが、呼び方が色々あります。
堤防・波止場・防波堤
堤防(ていぼう)・波止場(はとば)・防波堤(ぼうはてい)と読みます。
名前は違いますが本質的な目的は同じで、
高波から港や町を守るために作られた治水目的のコンクリートブロックのことですね。
釣り人が呼ぶ呼び方としては堤防や防波堤というのが一般的です。
波止場というとなんか歌の歌詞などにもでてくるような、ちょっとオシャレな感じがします。
作られるものは3種類くらいに類別できると思います。
- 漁港などを囲むように作られていて、船や漁業施設を守るもの
- 海岸沿いで水深が浅く、波が高い場所に作られるもの
- 沖に作られて段階的に並のパワーを打ち消す為に作られる沖堤防
それぞれ元々は津波や高波から守るものとして作られています。
このコンクリートブロックには様々な海藻や貝類が付着するので魚のえさとなり、
堤防でさえぎられた海流が複雑な流れを生んで魚が住み着く場所となるのです。
堤防は沖堤防をのぞいて気軽にアプローチできる為、
釣り場としては最高の場所。釣れる魚も様々で、釣果に事欠きません。
釣りを始めるならばまずは身近な堤防へ繰り出して、
のんびり竿を出してみるのが一番ですね。