ルアー釣りできる海上釣り堀「美浜フィッシングパーク」で釣る

冬季限定でルアー釣りが解禁されている愛知県知多半島の「美浜フィッシングパーク」へ釣りに行ってきました。

一般に海の魚が釣れる海上釣り堀はルアー釣り禁止です。しかしここはイケスではなく、マスの管理釣り場のように大きな池を釣り場として整備しているのもあり、ルアーでの大物釣りを楽しむことができるのが特徴。

1月から3月までの限定ではありますが、堤防釣りなどで釣りづらいこの時期に気軽な釣りができるのです。詳しくは爆釣!美浜フィッシングパーク公式サイトにて

この時期の放流魚は「マダイ」「クロソイ」「海洋性のマス」「ヒラメ」。残念ながら青物はいませんが、その分根魚などのライトタックルでも楽しめます。

ルアー釣りで用意したタックルの一例(流用が効く)

本日のルアー釣りタックルは2種類用意しました。メインターゲットはクロソイで、最も釣りやすく数多く放流されています。40センチ超えるサイズもいるのでそこにタックル強度を合わせていくといいと思います。

【メイン】シーバスロッド+ダイワセルテート3012(PE1号にリーダーはフロロ2号)

メインとして使えるのはシーバス用タックルがあると便利。他に根魚用のロッドやエギングロッドでも代用できます。リールは2500番程度あるといいですが、今回はヒラメのサイズが不明だったのでやや強めのタックルで臨みました。

【サブ】メバリング用月下美人ロッド+月下美人2004(ナイロン4lb、リーダーフロロ0.8号)

こちらはマスとシビアコンディション用に用意したものですが、結局マスを諦めたので今回出番は少なかったです。

フックはシングルフックのみ!ジグヘッド+ワームがベスト

美浜フィッシングパークでは、ルアー釣りの場合でも1本バリという制限があります。トレブルフックも引っ掛け釣りも禁止。このためほとんどの人はジグヘッド+ワームという組み合わせで釣ります。

ワームは2インチ~4インチほどのサイズを使います。私はメバリングでも多用するガルプのベビーサーディン、キジハタグラブ4インチ、グラブ系のワーム数種を用意しました。

キジハタグラブはクロソイ釣りでも活躍しました!

ベテラン勢の使用ワームを参考に見せてもらいましたが、エコギアの熟成アクアミルフル3.3インチを使ってる人が多数。やはり釣り堀だけに生き餌に近いライブ感は有効なのかと思います。

まずは朝一番の実釣でクロソイを手堅く釣る

霜が降りるほど冷え込んだ朝。7時の釣り開始合図とともに、さっそく各々釣り始めます。釣り座なんてものは気にせず、空いてるところへガンガン入って行ってキャストを続けましょう。

クロソイは池を仕切る網の際や、深い場所に溜まってることが多いので初めはポイントを絞って攻めると食いついてきます。イケスの仕切目に寝そべってるクロソイを見つけたので早速ジグヘッドを落とし込むと、ゆらゆら動いて食いついてきました。しかしアワセ損ねてバラシ・・・。

気を取り直してキャストを続けていると、ゴツンという感覚のアタリと共にアベレージサイズのクロソイが上がってきました。

2gのジグヘッド+ガルプを丸のみ。ライトタックルでも楽しめる

アクションは余計な事せずにスローリトリーブによる底付近のズル引き。水深が3メートルと浅いので、アクションの様なものは考えずに動かしたほうが釣れました。

海洋マスは激スレ状態だが毛バリ・生き餌に好反応

偏光グラスで池を見渡すと、あちこちで50センチクラスのマスが泳いでいます。海で養殖されたマスで、身が鮭のような色してて刺身でも食べられる。

次はこいつを仕留めてやろうと泳がすレンジを表層付近に変えていきますが、相当叩かれてスレているのかワームを見るだけで逃げていきます。激渋の中でしたが、運よくガルプに食いついてきて一安心。

これを見込んでか、フライタックルを持ちこんで毛バリを投げる猛者もいました。私はフライに関する知識がないので評価できませんが、釣っている人もいたので腕に自信あるなら試してみる価値はありそう。ワームではジグを軽くしたりあれこれと工夫しましたが時おり追いかけて来させる程度が精一杯でした。

他にエサ釣り派の人も何人かいて、小型のウグイを泳がせている人にもマスがヒットしていました。口を使うことは使うので、釣る確率を上げるならエサ釣りをしてもいいかも。トータルで数を増やすなら、手返しと機動性に優れたルアーに分がありますね。

ヒラメはぽつぽつ上がるも数は少なそう

問題は目玉でもあるヒラメ。浅い釣り堀なので、よく見れば海底に寝そべっているのが見えます。心理としてそいつを食わせようとルアーを泳がせるわけですが、やはり見えている魚は食いついてこない。

ヒラメを釣っている人を見ていると、泳いでいるヒラメを仕留めているのが分かりました。ヒラメが底でじっとしているときではなく、エサを求めて動き出した時?に狙って食わせるといいのかも。ただこいつがいつどのタイミングで動き出すかなど分かるはずもない。根気よく攻め続けることで運が良ければ釣れるという感じで考えておいたほうがよさそうです。ああ、ヒラメ食べたかった…。

全体の傾向と釣り方で思ったこと

本日の釣果はマス1、クロソイが9匹とまずまず頑張った方。しかし当日いたベテランの2名は軽く20匹以上釣ってたうえに、マス、マダイ、ヒラメと堅調に釣っています。マダイはスレ掛かりと言ってましたが、やはり持ってる人は持ってるなぁ。

魚の食い気というのは何かしらの共通のスイッチがあるらしく、釣れ始めるとあちこちでバタバタ釣れてその後沈黙というパターンを多く目にしました。私が釣れると、隣の人のもヒット。遠くで誰かが釣ってると、ややおいてこちらでも釣れ出すというような感じでした。タイミングを見逃さず、釣れ出した時に集中すれば数を増やすことができると思います。

また、居合わせた名人と「ルアーのアクションはあまりしないほうがいいのかもしれない」という話をしました。トリッキーなアクションをつけるタイプのジグヘッドや、ボトムワインドなども試しましたが、これらのアクションが決め手で食ったことが一度もなかったのです。水深が浅すぎて見せるアクションが十分に生かしきれないのではないか?という感じですが、普段ルアー慣れしていないエサ釣り派でも釣りやすいとも言えます。

美浜フィッシングパークで素直に釣ろうと思うなら、スイム姿勢の安定重視でジグヘッドを選定し、ゆっくりリールを巻くだけでアピールできるグラブ系のワームをチョイスするのがよさそうです。

手持ちのタックルを活かして釣りができるので、数釣りを楽しみつつ冬の鍋で美味しいクロソイをゲットしてみてはいかがでしょうか。