堤防釣りで役立つ道具の一つに、荷物を運搬できる車輪付きのカートや、荷物を背負える背負子(しょいこ)があると便利です。
釣りはこだわると色々道具が増えていくもの。ロッドケースに道具箱、クーラーボックスに水汲みバケツなどなど、両手で抱えるにしては大変な重装備になることもあります。
今回は私が持っているカートや背負子をレビューしてみたいと思います。軽装なルアー釣り派には無縁のものかもしれませんが、エサ釣りでのんびりと堤防釣りを楽しみたいのであればカートを一つ買っておくと移動が楽になります。
クーラーを持参するならカートがあると楽
最も手軽に堤防での移動だけを考えるなら、実売3000円程で売っている小型カートがあれば十分です。
写真手前のカートは小ぶりで非常に軽いもので、釣り具チェーン店ならばどこでも置いてあるでしょう。
11リットルのクーラーボックスがちょうどキレイに乗るサイズで、クーラーの上に道具箱やバッカンを乗せれば一気に身軽になって移動が楽ちん。
海釣り公園などは長い堤防になっていることが多いので、場所を探してウロウロするときにはカートを持っておくと機動性が一気に増します。
地磯を渡り歩く本格派には頑丈な背負子
ここからは、堤防釣りには少しオーバースペックですが、堤防から磯渡りまで役立ってくれている背負子について書いています。
このサイトを見に来てくれる人にとって需要は多くないと思いますが、ダイワから極めて堅牢で丈夫な背負子が販売されています。
ダイワ(Daiwa) DAIWA Fパック キャスターというもので、カートとして転がすこともできるし、丈夫な肩ベルトを持っていて重い荷物を背負って移動することができる背負子です。
こちらは地磯で釣りをするときに、ゴツゴツの岩場を渡り歩くためできる限り手をフリーにするために奮発して購入しました。
フカセ釣りではエサを入れるクーラーのほかに、撒きエサを入れるバッカンやバケツ、ロッドケースに道具入れと堤防釣りで考えられるほとんどの装備を持ち込む必要があります。
ちょっとこだわりだして磯でメジナやクロダイを釣ろうと思ったら、一番問題となるのが20キロ以上にもなる重装備をどのように手軽に釣り場へ持ち込むかです。
頑丈でハリのあるゴムバンドも付いており、荷物の固定はデフォルトで問題なし。
仕切りを付けられるバーも付いているため、荷物を別々に固定したりバランスをとることもできるようになっています。
さすがにここまでの装備を持っていく人は少数派であるかとも思いますが、これがあるだけで釣り場の選択肢が一気に増えました。
この手の工業品は価格相応のものですから、釣りのステージに合わせて使う道具を考えていきましょう。