釣りしていてロッドやリール、ルアーなどを釣ったら自分のモノになる?

釣りをしていると色々なものが釣れます。魚が釣れればベストですが、ゴミが釣れたり地球を釣ったり…。もう一つ稀にあるのが、ルアーなどの釣具、ロッド、リールなど誰かの所有物であった落し物が釣れることがあります。

ルアーやエギは根掛かりするので海中にはたくさんあります。ロッドやリールも、堤防からうっかり落としてしまったり、置き竿していてエイなどの大型魚に引きずりこまれたものが海中には眠っています。

こうした釣り具を釣り上げた場合、自分のモノにしてしまってよいのでしょうか?

答えはNO!で、海で釣り上げたものでも「拾得物」として警察への届け出が必要です。まだ使えるからと自分のタックルとして使ったり、ヤフオクなどで売りさばいたりするのはやめましょう。

今回釣りをしていたら、比較的新しいロッドと、高価なリールを釣り上げてしまいました。まだ水没してから日が浅いようで、ちょっと手入れすればまだ十分使えるもの。これは儲けた!という気持ちを抑え、海中からの拾得物に関する取扱いについて警察署に確認したことをまとめてみました。

海での拾得物の扱いについて警察署へ確認してみた

海で釣った落し物?について、さっそく警察署へ電話して対処方法について聞いてみました。※釣り上げた場所の最寄りの三重県警伊勢警察署へ電話しました。

釣りおじさん「今日釣りをしていて、高価なリールと釣り竿を釣り上げてしまいました。ものがモノだけに落し物として届け出をしたいのですがどうすればよいでしょうか?」

警察の担当者「落し物ですか?え?釣り上げたもの?とりあえず場所とかは分かりますか?」

釣りおじさん「場所は南伊勢町の釣り堀施設です。海の上なので細かい位置まではすぐにお答えできないのですが…」

警察の担当者「そこでしたら地域は当署の管轄ですが、、、うーん、釣ったものですよね。扱いを本部の会計課に確認しますので折り返してもよいでしょうか?」

釣りおじさん「分かりました。よろしくお願いします。」

・・・

後日連絡あり。

・・・

警察の担当者「本部の会計課に確認をしたところ、一般の拾得物として引き受けるそうなので、近くの交番でも伊勢署に来ていただいてもどちらでも良いので届けてもらえますか?」

釣りおじさん「分かりました。確認なんですけど、財布とかと同じ落し物扱いということになるんですよね。」

警察署の担当者「本署ではそう扱うということになります。急がなくてもいですが、拾った日から7日以内には届けてくださいね。落とし主が現れなかった時の権利など手続きが決まっていますので。」

釣りおじさん「分かりました。ではこちらは近くの交番へと届けさせていただきます。」

実際問題きちんと使える状態のロッドやリールが釣れることは稀ですが、安易にネコババしてしまうとどこかで面倒なことが起きるかもしれないということです。きちんと届け出をしておくにこしたことはないでしょう。

持ち主が現れなければ自分で引き取ることもできますし、持ち主が現れた際には拾得物届け出に関する諸費用などを負担してもらう権利が発生します。法規に則り、日本人らしい対応をしていきましょう。

ルアーなどは漂流物扱いとなることもある

今回はロッド、リールについてでしたが、クーラーボックスとかタックルケースなど、誰かの落し物が釣れてしまうことはあります。

その中で一点扱いが異なるものもあります。ルアー・エギなどは「漂流物」として扱われ、警察ではなくて市役所で預かる地域もあることが一情報として書かれていました。

https://fishingjapan.jp/fishing/2250

こちらは地域によって対応が分かれる可能性があるので、念のため確認をしてから指示を仰いだほうが良いでしょう。

拾得物について思ったこと

今回リールとロッドを釣り上げたことで、警察署で管理されている拾得物について調べる機会を得ました。ここで思ったのが、落し物って非常に細かくカテゴライズされて管理されているということです。

参考:三重県警察落し物検索

釣具のようなものはレジャー・スポーツ用品に該当します。日常の生活用品から、動物、植物、ペットのエサなんて分類項目もあり、明らかに放棄されているであろうものでも迂闊に手を出すものではないなと思いました。

もう一つ気づいたのが、落とし主が拾得物を探すための手掛かりが非常に少ないと思いました。警察署のホームページでは、落し物検索ができるシステムがありますが情報が少なすぎ。釣具に関しては「釣り具」としか書いてないし、特徴的なものは色くらいしかわからない。

拾得場所も大雑把。日時的なものも参考にしかならず、モノを確認するには管理している場所へ出向かねばなりません。ほとんどの拾得物は落とし主に届かないだろうと思ったのです。

釣具に関しては、もし善意で落し物を発見し届けたいと願うならば、SNSなどで情報を発信してあげることで持ち主の目に届く可能性はあります。その人がSNSを使っていて情報を見ている保証はありませんが、ただ警察などに届け出るだけではどうにもならないだろうなと思ってしまいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

error: Content is protected !!