福井県敦賀市の「江良」という海水浴場にあるテトラで穴釣りをしました。
ちょっとした時間を縫っての釣行になりましたが、そこそこのカサゴ・外道と戯れてきたレポートです。
場所は福井県の敦賀から、国道8号線を北上していく途中にある「江良」。場所がわかりにくいですが、海水浴場という表記もあります。車を止めるスペースは4台ほどあり。
沖に離れテトラが置いてありますが、地続きの磯場もあり、歩いて行けるテトラもありますのでちょっと穴釣りをするには気軽に行ける釣り場の一つ。
テトラは歩きやすいサイズで足場も確保しやすく、チヌのフカセ釣りをしたりアオリイカのエギング、根魚の穴釣りと楽しめますね。海水浴場というだけに砂地海底なので、サーフからキスを狙っている人もいました。
オキアミを1パック用意しておけば十分釣りになる
テトラの穴や際にはカサゴが大量に入ってきており、オキアミを落とし込むだけでガンガン入れ食い。
ブラクリの仕掛けや、ハリスを結んで1号から2号程度のガン玉を挟むだけの簡単仕掛けでも十分に釣れる手軽な釣りが穴釣りの魅力。
エサはオキアミ(マルキュー食わせオキアミスーパーハードL)を使いましたが、アオイソメでもどちらでも釣れます。
20センチサイズが数そろうので、晩の煮つけの食材としては十分です。
カサゴは冬のイメージもありますが、4月末から5月ごろの春先が一番食いがいいようにも感じますね。この時期は小型のカサゴが大量にテトラに入ってきており、数釣りが期待できる時期。
釣り餌屋さんの情報によると、穴釣りで1日粘った人が70匹以上も仕留めてきたという情報もあり、各地の堤防やテトラでは穴釣りが楽しめそうです。
ちょっと沖を浮き釣りで流すと色々食ってくる
カサゴが十分釣れたので、浮き釣りタックルを用意して少し沖を流してみました。
特に撒き餌は使っていませんが、浮きが消し込んだので合せてみるといいサイズのグレがヒット!
25センチほどはあるでしょうか、いい感じの塩焼きサイズですね。この時期はチヌ・グレの型が上がるので本格的にウキフカセ釣りをしてみたい衝動に駆られます。
同じく浮きを流していると、今後はもぞもぞとしたアタリで浮きが微妙に水面に消し込んでいる。
念のため合わすと非常に重い・・・。と思ったら一気に暴れだして水面ジャンプ!何かと思えばボラでした。
ボラは群れさえ集まっていれば、オキアミを餌にした浮き釣りで簡単にヒットしてきます。外道として煙たがられますが、いい引きをしますので小物では感じられない引きを楽しませてくれました。
沿岸で釣れるボラは非常に臭くて、釣りあげた瞬間に鼻を衝くニオイがしますが、今回釣り上げたボラはあまり臭いがしませんでした。もしかしたら外洋から回遊してきた群れなのかもしれません。
ボラも個体によっては食べると非常においしいのですが、今回はクーラーも持ってきていないしサイズがでかいのでそっとリリースしました。
2、3時間の釣りでも十分に楽しめる
手軽に行けるテトラや堤防にも、いろいろな魚が集まってくる時期になってきました。サビキ釣りをするにも、穴釣りでカサゴを狙うにも投げ釣りするにも楽しい季節になりましたね。
堤防ではアジの回遊もちらほら始まったとあり、海面には小型のイワシやサバの群れが集まっています。紫外線対策は十分にして、おいしい海の魚を釣りに行きましょう!