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今回の記事は釣りの初心者向け。家族と、子供とワイワイ楽しいサビキ釣り。それとも寡黙に晩のおかずを確保するために黙々とサビキ続ける?
どちらにしても気になるのは、サビキ釣りって狙う堤防はどんな場所がいいのか?というポイント選びについて。サビキ釣りではアミエビを寄せ餌にしてアジなどの魚を寄せて釣りますが、そもそも魚が居なければ始まらない。ポイント選びは他の釣りに限らずサビキ釣りでも重要な要素。
しかしサビキ釣りするならば「素直に人の集まる海釣り公園」に行くべしというのが私の考えです。
人がいるほど有利なのがサビキ釣りの仕組み
わざわざ人がたくさんいるような場所に乗り込んでも釣れないのではないのか?他の人に釣られてしまうのではないのか?と思ってしまうのが心情ですが、サビキ釣りに関してはこの原理が当てはまりません。
根魚などを釣るときは、極端な話早い者勝ち!居るやつを誰が釣るか?の争いですが、サビキで狙うなら人がたくさんいることがプラスに働きます。
サビキ釣りで最も意識しなければならないこと、これが寄せた魚の群れを逃がさないことです。
人がたくさんいる堤防であれば、おのずとサビキ釣りをしている人も増えます。コマセのアミエビが大量に投下されれば、それだけ魚の群れが居付いて長く釣れ続くチャンスになるのです。
アジやイワシなどの群れはものすごいスピードで海を回遊し、エサを探すとともに敵から逃げ回っています。エサがあるときは集まってきますが、池の鯉のようにいつまでも口を開けて待ってはいません。いつ大型の魚に襲われるかもしれない海原で、すぐに安全なエサ場を求めて移動していきます。
一旦移動してしまった魚の群れは、よほど大きな群れが回ってきていない限りはなかなか寄ってきてくれません。寄ってこれば入れ食い!寄らなければ1匹もかからないという、ある意味キッツイ釣りになることもあるのです。
近くの人と協力して仕掛け投入のリズムを作る
魚の群れが散るのを克服するために最も簡単なのが、近くの人と協力してサビキ釣りをすること。周囲の人とタイミングをずらしたりしてサビキ仕掛けを投入していくことにより、エサを切らさず小魚の群れを長く留まらせることが可能になります。
- 隣の人が仕掛けを上げたら自分が投入
- 隣の人がコマセの準備できたら自分は仕掛けを上げる
必ずしもうまいリズムができるとは限りませんが、ちょっとでも意識するとそれだけ足元に魚の群れがいる時間帯が長くなります。
記事のタイトルでもある、海釣り公園をあえて推奨するのはここに理由があるのです。人が集まって多くの人がサビキ釣りをすれば、おのずと魚も集まりやすくかつ長居してくれるという好条件を生みます。
混んでる釣り場では隣に人が入ってくると釣りずらく良く思わないですが、自分がサビキ釣りしていて隣の人もサビキ釣り始めたら・・・これは何よりもチャンスになります。
空いてる釣り場は確かに釣りやすいのですが、一方で魚を寄せるために必要な寄せ餌が間に合わず魚を取り込んでいる隙に群れが移動してしまうことはよくあります。
釣りは時として戦略的に立ち回ってみると、ちょっとした楽して大漁ということもあるんですよ。
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