大事なロッドを安全に運ぶためのロッドケース。今回、Daiwa(ダイワ) ライトロッドケースを購入しました。
ダイワのライトロッドケースは、「ライト」と言いつつもPVC素材で頑丈にできています。手で力を入れたぐらいではケースそのものは歪みません。ハード(オールプラスチック)とソフト素材の中間くらいの位置づけ。
PVC素材は水を吸わないので釣り場へ持ち込むにはベスト。磯釣りで使うゴルフバッグのような大げさなサイズではないので、持ち運びも便利で車の中でもスリムに収納できるロッドケースです。
全長サイズが複数種類あり、通常サイズとワイドの2種類がラインナップされています。ダイワ公式スペック表より
品番 | 本体外寸(cm) | 自重(kg) | メーカー希望 本体価格(円) | JANコード | |
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ブラック | ホワイト | ||||
115P(C) | 約11×11×115 | 約1.4 | 7,600 | 005289 | – |
130P(C) | 約11×11×130 | 約1.6 | 8,300 | 005326 | 005364 |
155P(C) | 約11×11×155 | 約1.8 | 9,200 | 005333 | 005371 |
190P(C)※今回購入 | 約11×11×190 | 約2.1 | 10,600 | 005340 | 005388 |
220P(C) | 約11×11×220 | 約2.4 | 12,100 | 005357 | – |
130PW(C) | 約17×11×130 | 約2.0 | 9,200 | 005395 | – |
155PW(C) | 約17×11×155 | 約2.3 | 10,600 | 005401 | – |
190PW(C) | 約17×11×190 | 約2.7 | 12,100 | 005418 | – |
収納するロッドの仕舞寸法+10センチくらいのサイズを選ぶのが良いと思います。表示されてる数値はあくまで本体の「外寸」なので注意。
通常サイズは堤防・日帰りの磯釣りなどに便利
私が購入したのは通常サイズの190P(C)というモデル。
寸法が長いものを買った理由は、ショアジギング用の2ピースルアーロッド(仕舞寸法178センチ)を収納したかったためです。なかなかこのサイズの収納ができるロッドケースは少ない…。
磯釣りや堤防釣りで持っていくタックルで必要な装備である、
- 磯竿メイン+予備
- タモの柄
- ルアーロッド1本
合計4本程度収納してキッチリ収まるサイズ感です。ロッドケースとしてしか使えないので、他にも収納をまとめたい人には磯釣り用のロッドケースを推奨。
今回のロッドケース購入の目的は以下の3つをクリアしていることでした。
- 必要十分なタックルが収納できて
- 移動時に邪魔にならない手ごろさ
- 破損を気にしなくていい丈夫さ
ダイワのライトロッドケースは上手くこの要素を満たしてくれています。
ケース内は仕切り用のスポンジが入れられており、ロッド同士の干渉を防いでくれます。
ラバー製のグリップを内蔵したポケットも付いており、タモの柄などをきっちり固定しておくことができますね。
ワイドタイプは遠征も意識したり収納として使う場合に
ワイドタイプは横幅が11センチから17センチになり、より収納力を高めたモデルになっています。
ただ、持ち運ぶとなると必要十分である方が便利。ロッドケース単体でも意外と重いし、取り回しもしにくくなってちょっと釣りに行くという程度ならおすすめしないです。
遠征で泊りの釣行のため複数種のロッドを持っていく場合や、ロッドケースそのものを収納代わりに使うという需要にマッチするサイズ感でした。
底面部が丈夫で堤防や磯に置いても問題無し
ダイワライトロッドケースの底面はハード素材を使った丈夫なものとなっています。ロッドケースを置いたときの衝撃から守ってくれますし、ケースそのものの形状維持にも一役買っている部分。フニャフニャしたソフトケースではなく耐久性については安心できます。
海外の遠征用としても十分耐えられそうなボディ
そもそもこのロッドケースを購入したのは、パラオにGTキャスティングゲームへ行くためのロッドケースを探していたものでした。
海外へ行くとなると飛行機での乱雑な積み下ろしに耐えられる丈夫なロッドケースが不可欠。となるとハードケースが選択肢に上がりますが、ハードケースでは重くて移動が大変であり、かつ丁度良いサイズのケースが少なくて探すのが大変でした。仕舞寸法で178センチになるショアキャスティングロッドを収納できるケースは限られてきます。
今回ライトロッドケースは実際に釣具屋で触ったうえで、曲げ方向の耐久性は十分にある。よほど硬い重量物を上に積まれない限りはつぶれることなく、そんな状況であればハードケースでも恐らく破損は免れない。立てた状態でも意外とハードで変形はなく、ケースの曲がりによる穂先破損などの心配は極めて低い。
さすがに完全なハードケースと比べると、側面の耐衝撃性は劣る面はあります。ここはクッションなどを別途詰め込んで対応しようかなと。専用に買うことも考えましたが、一つで色々使いたおして行きたいので妥協するところは妥協して購入を決めました。
2メートルを切る大きさで、キャスティングロッド3本を丁度収納できて持ち重りしない。空港までの移動や取り回しも容易で気を使わなくても良いサイズ。ということで小規模でタックルが限られた中での遠征でも十分です。
ロッドケースは既製品となると思うようなサイズが見つからず苦労します。今回もロッドケースは釣具屋さんを何店舗も回りましたが在庫が少ない。結局ネットで購入する形になりました。極めて限定的な商品インプレになりましたが、ロッドケース選びで迷っている方の一助となれば幸いです。