海釣りのライフジャケットの選び方!フロート式と膨張式どちらがいいか?

life jacket isolated on white

海釣りの安全を確保するライフジャケットには2通りの種類があります。海釣りでは堤防釣りと言えども、海釣り公園など整備された場所以外では安全のために着用していくべき必須装備。

一般的にライフジャケットと呼ばれるポケットがたくさんついたフロート式のものと、コンパクトで体に巻き付けるだけの膨張式があるので、選ぶ際にはそれぞれの使い勝手を考えたうえで選んでいきます。

フロート式ライフジャケットのメリット・デメリット

ダイワライフジャケット

フロート式のライフジャケットは、浮力を高めたスポンジを内蔵しているもの。背中の部分と、全面を合わせた3か所に浮力材が入っており、落水した時には上半身をしっかり浮かせてくれます。

メリットと使うシチュエーション

このタイプのメリットは、釣り用品ならではと言える多機能な収納性能を持つこと。いかにも釣り師と言うファッション性もあり、安全と機能を兼ね備えています。

小物をたくさん出し入れする磯釣り、堤防でのフカセ釣りをする場合や、ボート釣りなどで荷物を減らしつつ収納を確保したい時などに便利なタイプです。

デメリットと注意点

ジャケットタイプのデメリットは、浮力材の分だけ分厚くなって動きが阻害されること。体から大きく張り出すので、足元が見えづらくなったりします。

また着用するときは、付属のひもを股の下から通して体に固定すること。ただ羽織っているだけでは、いざ海に落ちたときにジャケットだけ浮かんでしまいます。最悪ジャケットだけ浮かんだまま脱げてしまいますので、体にしっかり固定されるように装着しなければいけません。これは後述のボンベ式でも同じです。

ライフジャケットの浮力素材は経年劣化して浮力が落ちる欠点もあります。スポンジ内部の空気室がつぶれてしまっても浮力が落ちますから、1、2年ごとの交換が推奨されている点には注意します。

膨張式の仕組みとメリット・デメリット

膨張式のライフジャケットは、コンパクトて体の動きを阻害しないのが特徴。

小型のガスボンベがセットされており、海に落ちたときにガスが一瞬で膨張して膨らむことで水に浮く浮力を得るという仕組みです。

体の動きを阻害しないので、ルアー釣りであるとかちょっとした堤防釣りの保険として使うのであれば、機動性を損なわないのは大きなメリットです。

膨張式のデメリット

膨張式は購入時の価格こそ安いですが、一度でも落水してガスが膨張すると、新たにガスボンベを購入してセットしなければなりません。何度も使うようなものではありませんが、ボンベが作動しなければただの布切れですから、定期的に入れ替えて不具合の無いように管理していきたいもの。

膨張システムは、水を感知して自動的に膨張するタイプと、手動でボンベを解放して膨らませるタイプの2通り販売されています。雨や波を受ける際の誤作動を心配して手動式も普及してきていますが、いざ落水して混乱してる状態で冷静に膨張させられるかどうかは不安も残ります。どちらかというと釣りに慣れた人向きです。

初心者が使うならフロートジャケット式が無難

それぞれメリットデメリットはありますが、釣りの初心者が買うのであれば浮力材を使ったジャケットタイプが最も手軽で、確実に浮力を得られるので安心です。

ライフジャケットも釣りの用途や釣りに行く場所によって使い勝手の差があります。自分がどの釣りをメインにするかで選ぶことで、快適で安全な海釣りを楽しめます。

コラム:小柄な人はフィットサイズ探しに苦労する

ライフジャケットを選ぶときに一番苦労したのが、日本人の小柄な体形に合ったサイズが少ないということ。大手のメーカーでも、Lサイズ以上がデフォルトで、フリーサイズと言ってもMサイズよりは確実に大きいです。

重ね着をすることを前提に作られているので多少大きいのは分かりますが、小柄かつ瘦せ型の体形では想像以上にだぶついて安定しないことがありました。隙間が大きければ大きいほど、水に浮いたときに体がずれてしまって波を被りやすくなります。重ね着を考慮しても、できるだけフィットしたものを選ぶのが鉄則です。

ライフジャケットは一度は釣具店などで売られているものを試着してサイズ感覚をつかみ、ブカブカで不安定にならないかを確認してから買うようにしましょう。サイズがない場合は、ジャケットタイプではなくボンベ膨張式のタイプを買うことで、まだ柔軟に体にフィットさせられます。

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