ボナミックスVの使い方と魚を釣るための小技テクニック

ボナミックスVという商品をご存知でしょうか?釣り餌屋さんの、磯釣りグッズのコーナーなどで見かける商品で、魚を寄せるための集魚剤の一種です。

ピンク色の怪しい色をした液体ですが、主にチヌやグレといった魚を寄せる効果の高い成分を配合しており、エサとして付けるオキアミにスプレーすることで食い込みを良くしたり、フカセ釣りの撒き餌に混ぜることで集魚効果を高めるために使われます。

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ボナミックスVはすぐにわかるほど強力なバニラの香りがします。釣りに詳しくない人が手にすると、「バニラの香りなどで魚が寄ってくるわけない」と思われがちですが、多数の集魚剤にバニラが使われるほど実績がある香りです。他にも魚の嗅覚を刺激して魚をおびき寄せるための成分を配合しているということで、フカセ釣りや団子釣りで効率の良いポイントづくりが可能になるということです。

フカセ釣り用のコマセに混ぜて使う

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ボナミックスVは基本的にはサシエサのオキアミにプッシュして使うか、餌箱のオキアミに数回スプレーして漬け込んでおくと集魚成分がしっかり浸透します。

他にはコマセとして使う撒き餌に混ぜ込んでおくことで、集魚効果そのものを高めるのもいいです。撒き餌を混ぜ終わった後に、ボナミックスVのキャップごと取り外して液を入れてさらに混ぜ込むと効果的。

注意書きにも書かれているように、あまりに使いすぎると本命以外のエサ取り軍団さえ多数引き寄せてしまうので注意。夏のエサ取りが多い時期にはやや不向きで、秋冬の低活性時や急激な水温低下などで食いが渋い時に使う秘密兵器としておくべきです。

サビキ釣りのアミエビコマセに数滴混ぜる

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ボナミックスVは何もフカセ釣りでしか使えないことはありません。おなじみのサビキ釣りにおいても、アミエビに数回スプレーしておくだけで集魚効果を高めることができます。サビキ釣りは魚を寄せてナンボですから、集魚効果を高める工夫はプラスになります。

ソフトルアーをボナミックスで漬け込んでおく

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ちょっとイレギュラーな使い方ですが、ソフトルアー(ワーム)の袋にボナミックスVをスプレーして漬け込んでおくという使い方もできます。

これは私が良くやる小技なのですが、ソフトルアーの中には臭いも何もつけられていないものがあります。ワームはゴムでできていますから、明らかに人工的なゴムの臭いがして人間が嗅いでも化学的な嫌な臭いですよね。魚の嗅覚は人間よりも優れているし、食いついたときに違和感があればすぐに吐き出してしまうことも考えられます。

ワームの袋に数回スプレーをしてボナミックス漬けにしておくことで、化学的な臭いを消してしまい、魚が食いついたときの違和感を低減してやろうという作戦です。

特にボナミックスはチヌ釣りで効果的であるという人が多く、知人のルアーマンはチヌをワームで狙う際には必ず使うという人もいるほど隠れた逸品。もし釣果にこだわりたいのであれば、ボナミックスVを1本忍ばせておくとここ一番の時に効果を発揮してくれる可能性があります。

必ずしもボナミックスを使わなければ釣れないというものではないですが、釣りは色々手数を試して自分の釣りのパターンを作り上げるのも楽しみの一つ。釣れないよりは釣れる方がいいに決まってる。他の釣り人と差別化するためにも、こんなものもあるよっていうことで取り上げてみました。

他にもボナジェットという商品も出ており、釣具屋で見かけたら物は試しで使ってみると面白いアイテムの一つです。

ボナジェットバニラの使いどころ色々「実はルアー釣りで活用できる?」
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