岩虫で釣れる魚!高級なエサには良い魚が食いつく?

岩虫

岩虫というエサを使ったことがありますか?

普段よく見るイソメやゴカイの仲間ですが一回り大きくて赤黒い色をした大型の虫エサです。名前の通り岩の中に棲んでいて、岩礁交じりの砂浜をつるはしなどでガンガン掘っていくと見つかります。

岩虫

岩虫によく似たもので、本虫・マムシと呼ばれるものもいます。違いとしては本虫は朝鮮や中国大陸から輸入されてきた虫えさのことをさすケースが多いです。姿かたちはほぼ一緒で素人では見分けはつきません。良くいく釣りエサ屋さんでは「国産岩虫といっしょにするな!食いが違う!」と意気込んでいましたが、意外と地方や人によってはごちゃごちゃになってることもあるのが現状。

岩虫でどんな魚が釣れる?

岩虫で釣れる魚としてはイソメでは釣れにくい魚も食ってくることで知られ、今までに岩虫で釣れた魚は、キジハタ・アイナメ・カサゴ・ソイ・スズキ・カレイなどでクロダイ・マダイを狙える虫エサとしても使えます。他にも小物類でおおよそイソメなどで釣れる魚は食ってきます。

※先ほど説明した本虫やマムシも食ってくるものは共通で同じように使えるエサ。類似種にストロー虫・フクロイソメという奴もいます。

堤防釣りでは大型の根魚を狙うのに使われ、イソメやゴカイには見向きもしない鯛系の魚が好んで食べるほか、冬場のアイナメ・カサゴ・ソイなどの大型根魚には特効のエサ

採取するのが手間なだけあって価格が高く、1匹¥100円近くします堤防釣りで使うエサとしては最も単価が高い部類に入り、国産の手掘り岩虫というのはもっと高いです・・・高いだけあって大型の魚を狙う釣り師がこぞって使うエサでもあるのです。

岩虫を扱う際の注意

岩虫は岩の中に棲むだけあって非常に硬いあごと頭部を持っています。これで岩の中を進んでいくと思うのですが、胴体自体は柔らかくて切れやすいです。よく投げ釣りなどで丈夫だから使うといいとか書いてある本がありますが嘘っぱちもいいとこ。気合入れてブン投げたら頭しか残りません!できるだけ繊細に扱いましょう。

エサ箱で保管する時は他のイソメやゴカイとは一緒にしないこと。喧嘩して噛み付き合ってしまい、お互い弱ってしまうことが確認できました。また体液には自分自身をも弱らせる成分が入っているようで、切って小分けして使ったりしたものは別の容器に入れましょう。

高価なエサだけに扱いも慎重にしなければいけませんが、それに見合うだけの食い込みのよさは格別です。予算がある方はぜひ使ってみてほしいですね。

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turerujiki

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