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2018年8月20日、秋の新子アオリイカの成長を調査しにエギング釣行をしてきました。
場所は福井県敦賀市の越前海岸で、毎年アオリイカが多数釣れるエリアです。
イカの活性はまずまずで2号エギにガンガンアタックしてきてくれましたが、まだまだ平均サイズは10センチほどでリリースサイズ。
いい年だとこの時期にはすでに20センチクラスが上がったりもしますが、今年は平均的成長のようで9月初頭には十分なサイズに育っていると思われます。
2018年度の日本海アオリイカのエギングはもうすぐ開幕
浅場のテトラ帯にアオリイカの群れを発見
当日は非常に海が澄んでおり、偏光グラス無しでも底が丸見えの状況。海もベタ凪で魚の群れが入っておらず厳しい状況でした。
しかしやや沖目に2号エギを投げて寄せてくると、小さな黒い塊がたくさん追いかけてきていることに気づきます。
紛れもなくアオリイカの子供で、まだまだ2号エギすらも大きく感じるようなサイズが多数です。
長めにステイさせると、ツーーーーーっとエギを引っ張っていくのですが、サイズがサイズだけになかなかうまく乗せることができません。
表層付近をチョンチョンさせると簡単にエギを抱く
エギングでは基本的にエギを海底まで沈めますが、今日の子イカ達は表層に意識が集中しており、沈めないほうが効率よく釣ることができました。
キャストして着水したら、すぐに軽くアクションさせてエギに動きを与えます。これでイカが興味を示します。その後は軽く竿先でチョンっとエギを浮かせては沈めるの繰り返しているとエギにアタックしてきます。
目の前ギリギリまで追いかけてくるので、まだまだ警戒心の低い子イカを釣るときには表層~中層を意識したほうが良いのかもしれないと思いました。
小さなイカが寄っては離れを繰り返していると、時折大きめのイカが突っ込んできてエギをひったくっていきます。
偏光グラスを掛けるとイカがエギを抱く瞬間まで見えるので面白いです。自分の体ほどもあるエギを、必死に抱きかかえていく姿はなかなかエキサイティング。
あまりイジメてもいけないので、10杯ほど掛けてはすべてリリース。子イカとはいえ、エギングの感覚はしっかりと味わうことができました。
今年は猛暑日が続いたことで、アオリイカの成長が良いという情報を得ていました。
情報源は漁協の人で、アオリイカは高水温であるほど成長が速いということ。福井県では新子イカを捕らえては、浅いイケスで水温を上げることで大きく育てる養殖もしているそうです。
群れは相当入っており活性も上々でしたので、秋のアオリイカエギングを心待ちにしている人にとっては良い報告ができたと思います。
今のうちにエギングのタックルは手入れして準備しておき、来るシーズンインに備えておきましょう!
秋のアオリイカエギングの釣り方アクションからタックル選びまで総特集