ボートでのキス釣り爆釣のコツ!釣れないときはボートを流す

キスは釣れるときは100匹以上も簡単に釣れる魚で、誰もが大漁を期待して海に繰り出す魚の一つ。ボート釣りも盛んでレンタルボートでも手軽に釣れることから、ボートでキス釣りをする人も多いと思います。

しかし期待に反して釣れないときや、時期を逃す(7月中盤以降は数・型共に落ちる)と爆釣は難しくなり、ただ疲れるだけの釣りにもなりがち。今回はボートでキスを釣るときに数多く釣るコツについて書いてみます。

※今回の記事は、毎回ボートで大量にキスを釣るベテランにアドバイスしてもらったものです。特に夏も盛りでキスの食いやサイズも落ちてきたときに有効な手段となります。

ボートで沖に出てるのにキスが釣れないとき

せっかくボートで沖に出てるのに、なぜか思うようにキスがかかってこない。つい数日前は爆釣してるって聞いたのに、もう群れがどこかに行ってしまったのか?

このような人に限って、アンカーを打ってボートを止め、のんびりと糸を垂らしているだけだったりします。そんな時はまずはアンカーを上げ、ボートを流しながら釣るだけで釣れるようになることが多いです。

基本的にキスは群れで移動するため、一か所に固定しても群れさえ回ってくれば釣れる魚です。しかし、群れが少なかったり食いが渋い時には、ただ仕掛けを垂らしているだけでは釣れないこともあります。

アンカーは打たずに流しながら釣るのが基本!

ボートでキスを爆釣したいなら、基本的にはアンカーでボートを固定したりはしないです。

ボートは潮の流れに合わせて流し、流れに引っ張られるように仕掛けを引いてくると移動している小さな群れを引き当てることができます。

あまり仕掛けを動かしても釣れないのではないか?と思われがちですが、キスに限っては問題なく食ってきます。仕掛けを一か所に留めて回遊してくるのを待つよりも、潮に乗せて移動しながら釣る方が効率は良いのです。

小型のパラシュートアンカーで流れを調節

風が強い時など想像以上にボートが早く流れてしまい、海底から仕掛けが浮いてしまうときがあります。海底を泳ぐキスを釣るには仕掛けは底付近にとどめたいので、ボートの流れるスピードを調整する必要があります。

レンタルボートでは、コンクリートブロックや金属製アンカーが用意されています。位置固定できますが、流れそのものを調整することができません。ボートの流れを緩やかにするためには、パラシュートアンカーというものを買っておくと非常に便利です。

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極めて見づらく申し訳ないですが、海面上層でパラシュートアンカーがブレーキをかけてくれます。

パラシュートのように海の中で傘が開き、潮の流れを受けて船が流されるのを食い止めてくれます。完全に固定できるアンカーではないところがミソで、これを使えばキス釣りに理想的なスピードでボートを流しながら仕掛けをアピールすることが可能になるのです。

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使うときにはボートの全長程度のロープ長が必要です。パラシュートアンカーを流すためのロープは3、4メートルほどのものを別途用意しておくようにしましょう。ホームセンターなどのロープで充分です。

流れないときは少し投げてサビく!

今度は海がベタ凪過ぎて風もなく、潮すらも全く動いていないような場合。アンカーを上げてもボートがピクリとも動かないような場合は、仕掛けを少し投げてから巻いてくることでキスの群れにアピールします。陸からの投げ釣りと同じく、少しづつ仕掛けを移動させていくのです。

ボートで使う竿は2メートルもない位なので、投げて釣るのには本来向きません。頑張って遠くまで投げても手返しが悪くなるだけですので、360度色々な方向へちょい投げしては、少しづつ仕掛けを巻いて(さびいて)来ることでキスの群れを引き当てる作戦です。

キスがそこら中にいて、入れ食いであるというなら問題にはならないですが、なかなか釣れない渋い状況を打破するには積極的に動いていくしかありません。あまりボートで移動ばかりしていても大変なので、ポイントを決めたら流しながら探っていくと効率よく数を拾うことができます。

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