イシダイの皮を細く切って湯引きすると絶品!ポン酢でいただく

磯の王者であるイシダイは締まった身の美味さも光りますが、私が最も好きなのはイシダイの皮を湯引きしたものです。

イシダイは他の魚種と比べても、非常に分厚くてゴムのような硬い皮を持っています。ウロコを取った後でもザラザラしてごつい印象を受けますが、さっと湯通しするだけで絶品のおつまみに変わります。

イシダイが釣れたら筋肉質な身のお刺身もおすすめですが、引いた皮は捨てずにコリコリとした独特の歯ごたえが絶品の皮料理を試してみてください。

イシダイの皮を引いて刻むだけの簡単レシピ

イシダイを3枚におろし、お刺身で食べるときに引く皮を使います。多少皮引きに失敗して身が残っても無駄になりません。

引いた皮を5ミリほどの幅で細かく切っていきます。非常に硬い皮なので切るのも大変ですが、手を滑らせないように注意して切り分けていきます。

細かく切ったイシダイの皮を沸騰したお湯にサッと湯通し

鍋にお湯を沸騰させておきサッと湯通しします。

皮に熱が通るとくるくると端が丸まってきます。おおよそ20秒ほどで十分です。

湯通しした皮をザルなどに移し、冷水をかけて締めてあげます。こうすると皮のコリコリ感が増して食感が向上します。

鰹節をふりかけ、ポン酢をかけていただく

お皿に移したら軽く鰹節をまぶすと風味が増します。お好みで刻みネギを一緒に和えても美味しく見栄えも鮮やかになります。

あとはポン酢をかけて食べるだけ。湯通ししているので魚の皮独特の磯臭さはほぼ消えてしまいます。

湯通しする前のごわごわした皮から一変し、歯切れがよくコリコリな一品料理の完成です。短時間でサッと作れるおつまみとしては非常に手軽なレシピになります。

イシダイの皮が美味いのは、分厚いゼラチン質の層を持っているから。食感としては軟骨に近い感じで気持ちの良い歯ごたえです。

またこのゼラチン質の層にはうまみ成分である脂も凝縮されています。噛むごとにじわっと溶け出す脂が広がり、お酒も食事も進むこと間違いなし。

イシダイは磯の底物釣りとしてハードルの高い釣りですが、最近は春先の釣り堀などで積極的に放流されるようになってきました。普段スーパーなどでは珍しいイシダイを姿丸ごと料理して堪能できるのは、釣り人ならではの特権ともいえるでしょう。

大型のイシダイは身の旨味は落ちると言われますが、皮に関しては厚みがあるほうが旨くなるので、良型イシダイが釣れたらぜひ分厚い皮も堪能してみて欲しいです。