私が最も好きなものにアイナメ釣りがあります。
アイナメは冬の堤防釣りの定番とも言え、寒さ厳しくなるほど岸からつれるようになる魚。堤防から狙える魚としては大型になるので、真冬でも堤防に繰り出す価値が見出せますね。
「アイナメは堤防ではどこを狙えば釣れるのか?」という問題ですが、カサゴなどとは少し釣り方をずらすと釣れる確率が高くなると思います。
アイナメは普段どのように生活しているのかを調べるために、「素もぐりのダイバーからの声」を聞くことができたので紹介しておきます。
アイナメは岩の中より岩の上で寝そべっている?
素もぐりをしている人の話によると、ほぼ年中アイナメは見つかるそうです。
アイナメを見かける場所というのがほとんどは大きな岩の上やブロックの上に身を寄せていることが多いと言っていました。穴に隠れるというイメージでしたが、岩の上に流線型の体を横たわらせて寝そべるようにじっとしていることが多いということです。
今まではカサゴなどと同じようにとにかく深い穴の海底まで落とすのが最優先事項と決め付けていたのですが、この話を聞いてからは海底の護岸の上やブロックの上なども攻めてみるようになりました。
深い穴を意識しなくても釣れることがある
実際にやってみると活性が高い時ほど浮いていることが多く、あまり穴を意識しなくてもヒットすることが分かったんです。
テトラで狙うのであればセオリーどおりに穴を意識して責めたほうがいいですが、意外にも堤防の下の敷石などの上に出てきていることが多いという事実も分かりました。
やはり実際に海の中に潜って見ている人の声は参考になりますね。根魚だから底にいるという認識ばかりではヒットする確立を下げているようなものですから。
今後も友人の素もぐりダイバーが見た魚の生態などを載せていきたいと思います。