冬の堤防で釣るならアイナメ釣り!ブラクリ下げて出陣

ブラクリ仕掛け

釣具屋さんに行けばどこでも買えるアイナメ釣りの仕掛け「ブラクリ」

ブラクリと呼ぶ場合には円錐形の重りや楕円の不規則なデザインをした形状のものを使った仕掛けを指します。

大抵は赤い色をしたものや、夜釣りを想定した蓄光素材コーティングされたものが売っています。カサゴなら後者ですが、アイナメを釣るという場合には赤い色をしたブラクリが断然有利です。

アイナメは赤い色をしたものに敏感に反応して飛びつくという特性を持った魚で、赤い重りに興味を示しエサをアピールしやすくなるということが分かっています。

アイナメって岩場を住処として蟹やエビなどの甲殻類を主に捕食している魚。蟹は赤い色をしたものもいるので、蟹が躍り出てきたと思って飛びかかるということですね。エサ釣りの利点とルアーの特性をコラボさせたような仕掛けになっているのが釣果を高めてくれるというわけです。

正確にアイナメが色を認識しているかどうかは分からないですが、多くの実験で実証された結果ということですからこれを活用しないてはないです。

ブラクリ仕掛けの操作法

ブラクリ仕掛けの操作方法としては、単純に岩の隙間やテトラの穴に落とし込んだり堤防の敷石の上をぴょンぴょン跳ねさせて誘います。少しアクションを加えたらしばらく待って反応を探り、また少し移動して同じ事を繰り返すという流れです。

もう一つブラクリは少し沖に投げて使うという釣り方もあります。沖に岩場や沈み根がある場所では、少し沖に投げ込んでから海底を跳ねるようにアクションを加えつつ引いてきます。スピーディにする必要は無く、あくまでエビや蟹が動くようにゆっくり動かすのがコツ。

ブラクリは錘のすぐ先に針が付いているので根がかりしにくいためこのような釣り方もできるのです。例え引っかかっても支点が近いので針を外しやすいです。

注意点は岩場をこするようにつるのでどうしても針先が丸くなりやすいこと。定期的に自分の爪に引っ掛けて尖っているか確認しましょう。アイナメは口が堅いのでしっかり針がかりさせないとバラシが多いです。何度悔しい思いしたことか・・・独特の首振りダンスという動きで針を外そうとするのでばらさないためにも仕掛けの調整は怠らないようにしましょう。

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