釣り糸は細い方が良い?細い仕掛けのメリット考察

最近の釣りに関して思うこと。海釣り、川釣りに限らずですが、使うラインは細く仕掛けも繊細になっているのを感じています。

初心者の人と釣りに行くと、私が使っているラインの細さに驚かれたりすることもあり。釣りのテクニックを解説した本などでも、想像以上に細いラインを推奨しているなど繊細化(フィネス化)が進んでいるのが最近の釣り事情。

今回は釣りで使うラインをできる限り細く繊細にするメリットについてまとめてみました。

風の影響を受けてたわみにくい

まずリールに巻く道糸を細くすることによるメリットは、横風や向かい風が吹いてるときでもラインがたわみにくくて、仕掛けの修正がしやすくなります。

ラインが風で膨らむと、海中の仕掛けも引っ張られてしまうため、エサの動きが不自然になって魚の食いも悪くなってしまいますね。

チヌやグレのフカセ釣りなどをすると分かりますが、ラインが細いと風の抵抗を受けにくく、膨らんだラインの修正がしやすいです。

抵抗が少なくよく飛ぶ・飛距離が出る

風の影響を受けにくいというのは、すなわちラインにかかる空気抵抗が少なくてすむということ。抵抗が少ないほど空気の摩擦を受けないので、軽いオモリを使った仕掛けでも遠くに飛ばすことができます。これは実際に2号程度のラインから、1号落とすだけでも体感できるレベル。

繊細な仕掛けを使うメバリングなどでは、ラインの細さが少し変わるだけで飛距離に違いがでるため、攻められる範囲が大きく変わってくるほどなのです。

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2016.05.01

潮の流れの影響を受けにくい

風の抵抗がない=海の中での水の抵抗も減るということです。海は潮の流れがあるため、ラインも流れに押されていきます。太ければ太いほど抵抗が大きくなりますが、細ければ潮の影響を受けにくくなり、海中での仕掛けの動きが自然になるというメリットがあります。

特に恩恵を感じられるのは、アオリイカのエギング。ラインが潮に引っ張られると、海中のエギも不自然な動きになってしまいます。しかしラインが細ければ潮の影響を受けにくいので、理想的なバランスでエギを沈めることができるということ。

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2015.10.04
軽い仕掛けを繊細に使うときには、思い切って細いラインを使ってみると、扱いやすさが別次元であることに驚くはずです。

魚に見破られにくい

ラインが細いと当然魚にも見破られにくく、食いつきにも影響するということは一般的な意見です。

一般にハリを結ぶハリス(リーダー)にはフロロカーボンという素材の意図を使います。フロロカーボンは海の中ではほとんど見えなくなる特徴があるため、太い細いにかかわらず魚からは見破られにくい状況を実現できてしまいます。

以前試したのは、カサゴ釣りで同じフロロカーボンの素材のハリスで、3号を使っていたら全然食ってきませんでした。しかし1.5号に落とした結果一気に食いが立つようになったことがあります。見破られるかどうか?というよりも、エサが自然な動きになるような細いラインを使った方が食いには影響してくると考えています。

細いラインでは魚に切られて逃げられない??

ラインが細いとすぐに魚に切られて逃げられてしまうのではないか?と不安になりますが、近年ラインの進歩は著しくて強度は非常に強くなっています。1号のラインであっても、人間が手で引っ張って糸を切るのは非常に困難です。

細いラインを使うときは、リールのドラグ機能を使いこなす必要はあります。ドラグは切られるほどの抵抗を受ける前にラインを引き出すことで糸にかかる負荷を減らす機能。急に魚が走り出したらドラグの調整で対処しながら、徐々に弱らせていくことで釣り上げることができるのです。

細仕掛けを扱うときの鉄則として、力任せにぐいぐい巻き上げるのではなく、ドラグを使いこなして対処できるように経験を積みましょう。

細いラインを使うことに関するまとめ

細いラインを使うことによるメリットを上げてきましたが、やみくもに太いラインを使うよりは、細い方が釣りやすくてエサの状態も自然に演出できるということです。

初めは大物がかかった時に不安になりますが、ドラグさえ調整しておけば一気に糸を切られることはありません。今まで太い仕掛けばかり使っていた人は、ぜひ細仕掛けにもチャレンジしてみると釣りやすさに感動すると思います。

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